弥生美術館 「大伴昌司の大図鑑展」へ行って来ました
3連休の最終日(7月16日)。重い腰を上げ都内までお出かけ。根津の弥生にある弥生美術館へいて参りました。普段は、比較的女の子(もと?)向けなカワイイ系の展示『暮らしさんぽ旅:「大正から始まった日本のKawaii(カワイイ)展」に行きました』が多い中、夏休みということもあり、男の子テーマである「大伴昌司の大図鑑展」なのでした。
大伴昌司さんといえば、われわれの世代の男子では知らない人はいない、「怪獣博士」として有名ですね。幼少の「うるとらQ 」から始まって、「ウルトラマン」と怪獣ブーム第一世代とでも言える世代なのでしょうか。幼稚園のころにこのウルトラ怪獣の魅力に取り憑かれました。その原因を作った一人が大伴昌司さんといっても過言ではないでしょう。残念ながら一番活躍されていた週間マガジンは定期購読していなかったのですが、「 怪獣ウルトラ図鑑」などは持っていたので、大伴怪獣博士による図解の解説にハマっていたのでした。中には幼心にもその発想の突飛さにぶっ飛んだの覚えています。
秘密基地の中や怪獣の体の構造などいまでもワクワクしますね。そんな大伴昌司さんのアイディアが書き込まれた様々な資料の展示を見てきました。
自分史的には80年代初期のSFマイブーム時に多少活躍をSF的視点から振り返った事がある程度で、90年代に一度あった再評価というか復刻本のことは知りませんでした。改めていろいろとこの辺の書籍とかを探訪してみたいなと思いました。
また、今回、大伴昌司さん生い立ちなどプライベート部分も知ることができました。幼少のメキシコ経験はまさにウルトラ怪獣に影響を与えているかななどと納得したりでした。
最近入手した愛読書「未来画報」にも、もちろん大伴昌司さん企画構成、小松崎茂や伊藤展安の数々が乗ってますし、その中にあった「世界大終末」の展示などもありました。この本も、レトロフューチャーとは何かを感じられる素敵な本なので、この中から別にテーマを書きとめたいくらいです。
また、この美術館のある根津近辺はいま話題の「谷根千(谷中、根津、千駄木)」のエリアであるということで、それ風なお店を楽しみました。もう少し涼しくかつ時間があったらもっと探索したいエリアですね。
ここは入っていないのですが、有名なカバヤ珈琲。
今回もう一つのお目当て、台湾スイーツの愛玉子(オー・ギョー・チィ)。暑かったので氷の入った、氷オー・ギョー・チィをいただきました。寒天とは微妙に違ったもっちとした食感で甘さはあっさり(氷だからかな?)さっぱりな感じでした。
今回の事がきっかけでウルトラマン関連の動画をいくつか見入ってしましました。