シャワー/ DoUp愛ing
アイドル当たり年の82年組デビューのアイドルグループです。当然強力なライバルがいたことと、当時はこのようなガールグループが受ける土壌はそだってはいなかったようですね。このグループのなかでその後3人がソロデビューしているのですが、中でも一番有名なのが、村上里佳子(現RIKACO)さんでしょう。彼女はそもそも、このシャワーでデビューする前からモデルとして有名であったらしいです(このような例があるので、当時、アイドルヲタとしては、少女雑誌のモデルとかも青田買い的に注目していたのでした)
- シャワー DoUp愛ing ロングバージヨン
作詞:岡田富美子 作曲:惣領泰則 編曲:惣領泰則。ご存知資生堂シャワーコロンのCMソングですね。
- DO UP・愛ING(レコード音源)
おニャン子クラブはおろか、オールナイターズさえ存在しなかったこの頃には非常に受け入れづらいコンセプトだったのかもしれません。だれもリードボーカルをとる娘がいないという構成ですからね。事務所が田辺エージェンシーだったので、もう少し売れるかと思ってましたが、結局ばら売りして残ったのはリカコさんだけでしたか。
おそらく、この頃空前のアイドルブームの直前であり、アイドル歌謡と言うよりもやや洋楽よりなコンセプトが主流であったのですね。グループのコンセプトは、当時まだ流行っていたノーランズやドーリー・ドッツあたりではないでしょうか。
- Dolly Dots - Love Me Just A Little Bit More in Arnhem
曲調は、パクリとまで行きませんが、ペトゥラ・クラークの恋のダウンタウンあたりでしょうか。要は、純粋な歌謡アイドルというよりも洋楽カバー系のアイドルなのですよね。
- 恋のダウンタウン ペトゥラ・クラーク