岸井明
先日の『これから興味を広げるためのメモ「ポール・ホワイトマン」』の流れでの日本人歌手岸井明について、同じ年代の歌手からの連想というよりも立派な体型からの連想w
岸井明さんは、正確には喜劇俳優&歌手ですね。この時期ある意味流行をリードしていたのは、エノケンであり古川ロッパであったりとコメディアンこそが最先端だったのじゃないですかね(想像でしか無いけど)。先日、三谷幸喜さんの「わが家の歴史」にも古川ロッパさんが取り扱われていましたが、晩年、体格の良いイメージを維持するのが大変であったようですね。この岸井明さんもいわゆる百貫デブキャラであり、体格の良い人は良い人イメージの典型のようなキャラですね。しかも、下で説明するようにけこうセンスの良い歌を歌っているんですよね。
- とんがらかっちゃ駄目よ(1937) 能勢妙子
この映画曲が歌われている映画「ハリキリ・ボーイ」は、明らかに、大滝師匠の「針切り男」の元ネタであります。この映画は近日観たい映画へリストアップ。古川ロッパとかも出ていて面白そうな作品です。デートが「ランデブー」ですからね、ある意味おしゃれじゃないですか。
- 野球選手の兵隊さん
星一徹のうたですかw
- タバコやの娘 岸井明 平井英子
童謡歌手平井英子とのデュエット。例の「たんたんたぬき...」の原曲。この平井英子さんは自分史的に10年ほど前の第2期懐メロブームの時のお気に入りひとりで、この方だけでいつか特集したいです。ちなみに今は第3期
- kishii akira - Get Out And Get Under The Moon
これも、たくさん人にカバーされている「月光値千金」です。この当時はカバー毎に訳詞とかが異なりますが、この訳詞、岸井明さん自身によるものでありなかなか名訳と評価されています。
とにかく、デブでもカッコいいんですよ。