シュガー・ベイビー・ラヴ (Sugar Baby Love) / ルベッツ

ルベッツのこの曲、以前にもPIRATE RADIO 「#44 黒い歌謡曲 #9」でも選曲されたように、私の中では70年代歌謡曲的な位置づけに非常に近いものを感じています。昨日の教科書掲載のカーペンターズに続き同じ年代のこの曲を思い出しました。こちらの方がもっと、下世話なポップ感がある感じですね。そこが、よかったり、後のまた同時代のベイ・シティ・ローラーズへも続くポップ感かもしれません。まあ、分類で言うとバブルガム・ポップというものなのでしょうかね。ルベッツのボーカルもイケメンですしね。この時期の男性アイドル歌謡とも微妙にシンクロしているのがこの辺のポップスですね。後に西城秀樹ポップンロールなどのも通じます。また、サウンド的にはやや音壁要素もあり、ナイアガラ的とも言えます。ヤボを承知で言えば、音壁アップアレンジで、YUKIのあの「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」なわけですね。ということは、「ビー・マイ・ベイビー」にも通じるわけか。バブルガム・ポップはやはりベイビーなポップということで、分けわかりませんね。

  • Rubettes (ルベッツ) / Sugar Baby Love シュガーベイビーラブ
    最近では、70年代ものポップスボックスセットのCMとかでよくかかるイメージではないでしょうか。
  • キャンディーズ − シュガー・ベイビー・ラブ[ミキちゃん]
    アルバムの中でのミキちゃんの曲ですが、こういうシブイの多いですよね、ミキちゃんて。訳詞:山上路夫
  • Dave --Trop beau (Sugar baby love)
    こちらは、おふらすにおけるヒット。このへんのフランス語版ってちょっと胡散臭い感じがするのはなぜでしょう。
  • Wink 「Sugar Baby Love」
    日本における現在のこの曲の印象はやはりWINKでしょうね。80年代後半の雰囲気がたまらないです。アレンジもデラックス(バブルガム・ポップならぬバブル)な感じですね。でも、もしかしたらWink版一番好きかもです。訳詞:Joe Lemon
  • TOPS Sugar Baby Love
    こちらは、活躍年代的には知っていても良さそうなのですが、知りませんでした。今回調べて分かったのですが、なんと、新田一郎さんプロデュースだったのですね。ちょっと興味が出て調べてみたらなんとなくうっすらと記憶が蘇ってきました(継続調査中)。
  • 布袋寅泰 SUGAR BABY LOVE
    布袋さんも基本はこの手の曲好きなんでしょうね。骨太アレンジ。カヴァーじゃないけど、「ビー・マイ・ベイビー」と同タイトル曲もだしてましたね。
  • Sugar Baby Love☆レディオサイエンス☆100502ドイツ村ライブ
    彼らをまったく知りませんでした。すみません。これからの方々のようですね。洋楽のカヴァーが多いようです。話はそれますが、このライブが行われているドイツ村ですが、このくらいの立ち位置のアーティストの方々のライブとかあるようですね。私が出かけた時もどなたか(名前忘れました)やってました。
  • ちっちゃな雪使いシュガー ノンテロップオープニング
    現在の代表はWinkとか書きましたが、現在音楽購買層の中心の方々にとってのスタンダードはこのバージョンなのでしょうね。深夜アニメ全盛のころのアニメ「ちっちゃな雪使いシュガー」の主題歌ですね。そういえばというレベルで当時ちらっと観たことがありました。訳詞:Joe Lemon(Wink版と同じ)

これらの中で、訳詞版の人による違いも面白いですね。Wink版のJoe Lemonというふざけたペンネームは布袋さんの盟友でもある森雪之丞さんだったのですね。この辺いままであまり意識していなかったの要チェックです。これまでサウンド志向といいつつも、雪之丞さんの詩はかなり意識せざる得ない物が有りましたからね。