面白ジャケット対決 円道一成 〜 「ミッド・ナイト・ランナー」
あまり特異な分野ではありませんが日本のクサクサなソウルミュージックというとどのへんの人達でしょう。個人的には70年代ディスコサウンドが好きなのですが、この辺はまだまだ黒さ足りませんよね。筒見京平さんのディスコ歌謡なんかがけっこうツボなのですが、それよりももっと黒さを全面に押し出して泥臭い感じの邦楽ソウルってたとえば、和田アキ子とか、上田正樹とか、三好鉄生に柳ジョージなんていかがでしょうか?ちょっと新しい(といっても80年代)ところでは、久保田利伸(けっこう好きでした)に近藤房之助。そんな系譜のソウルシンガーの円道一成のジャケットパロディーのご紹介。これけっこう有名なパロディです。音楽での影響などはよく語られますけどこの手のジャケットのパロディも多いですよね。で、この円道一成さんジェケットとパロディーだけの紹介にしようかと思ったら深町純さんとの関係や80年代初頭の日本のソウルミュージック界での活躍など繋がりが出てきそうな感じですが今夜はこのジャケットパロディだけにしておきましょう。
- ISSEI ENDOH - Midnight Runnin' - 1982
ウィルソン・ピケットのジェケットとはシンメトリー構成のパロディ・ジェケット。曲もソウルフルですね〜
- LAND OF 1000 DANCES - WILSON PICKETT
実はナイアガラにも影響の大きいウィルソン・ピケットの名曲にして有名なジャケット。それにこの曲最近ではテレビバラエティ「ザ・ベストハウス123」での利用でも有名ですね。
我らが大瀧師匠の多羅尾伴内楽団とジャック・ニッチェにアルバム関係とかが有名ですね。ミュージシャンってこういうのやってみたいんですね。まだ気がつかないこのようなパロディ・ジャケットっていっぱいありそうですね。誰も気がつかない自己満足だけのこだわりとかも入れたら限りなくありそうです。
- Jack Nitzsche - The Lonely Surfer
多羅尾伴内してますね〜