田原俊彦専属作家 「宮下智」のなぞ
トシちゃんの曲ってけっこう好きでお気に入りな曲が多いです。その中でも一番のお気に入りはこの曲
- 田原俊彦 チャールストンにはまだ早い
とにかくこの曲大好きなんです。
このあたりから、作詞作曲者である宮下智さんに着目していたのですが、これがほとんどトシちゃんにしか曲を提供していないのですね。当時からかなり謎な作家でありかなり気になってました。80年代当時近田さんのラジオで少しプロフィールが紹介されたようなうろ覚えの記憶があるのですが、その時は学生だったの引退してまた音楽の勉強に戻ったとか言うような感じの話をされていたような気がします(かなりあやふやな記憶ですが)。
- 田原俊彦 NINJIN娘
この辺で、この人どんなスタンスで曲作っているのか凄く興味湧きました。 - 田原俊彦 原宿キッス
この作品では作詞だけですが、この詞が強烈ですよね。作詞のインパクトが曲のすべてを決めてしまっているかのようです。京平先生の曲なのに。 - 田原俊彦 ジュリエットへの手紙
こちらは、ハネケン(羽田健太郎)さんとの仕事。バラードも作詞出来るんですね。 - まいったネ 今夜 少年隊
トシちゃん以外へ提供した数少ない曲のひとつ。こいったややジャジーな感じの曲が特に素敵です。 - 南野陽子 雪の花片
ジャニーズ以外そして女性へ提供とという極めて珍しいパターンにして名曲
やはり名曲多いし、全体でもそんなに曲数があるわけでもないので再生リスト作りました。
http://www.youtube.com/view_play_list?p=9358CBE608B48886
以前調べてあまりの情報量のなさにあきらめ気味だったのですが、本日新たな事実を発見。それも、凄い内容でした。もっと、歌謡曲フィールド(現在はそんなフィールドは存在しないかな)で活躍して欲しいです。
宮下智(みやしたとも)
http://d.hatena.ne.jp/reco-z/20050918
本名:盛岡夕美子(もりおかゆみこ)。1956年東京生まれ。4歳よりピアノを習い、学習院女子高1年生の9月に米国留学。ヨルダ・ノヴァックに師事。以後、米国の数々のピアノ・コンテストで1位に選ばれ奨学金を授与される。75年、サンフランシスコ音楽学院入学。79年、同学院を主席で卒業。同年帰国。クラシック音楽の活動のかたわら、81年「宮下智」のペンネームで田原俊彦らの作詞・作曲を手掛ける。87年3月にニューエイジ調のオリジナルアルバム「余韻(レゾナンス)」(ポリドール/H35X-20005・CD/R28X-1005・LP)をリリースしている。
以上、細野晴臣著「音楽少年漂流記」(新潮文庫) (Amazon)より。
えっ、細野さんとの対談、そしてビル・ネルソンとのお仕事とは、トシちゃんの曲は決してニューウェーブ歌謡ではないけど、こんなところでニューウェーヴ系に繋がっていたなんて。世の中知らないこと多しです。
- BattleShip YAMATO
まだ完全に裏を取れていませんが、Culturemixとなっているものは盛岡夕美子さんがかかわっているらしいです。