ロックンローラー近田春夫の歌謡曲って何だ? 6月8日 第19回「ロックな歌謡曲」
壮大なテーマでしたね。全体的には、近田さんらしい、歌謡曲論というかロック論を展開したような番組内容でした。冒頭の3曲聞き比べが、日本語でロックをやることの近田さんなりの回答であったと思います。番組内では各曲に対する詳細の解説はあえてされていませんでしたが、ウォッカ・コリンズのとデビュー当時の近田さんの関係など、近田さん自身が当時日本でロックを演ることの意味に大きく影響を与えていたと思います。ある意味、アラン・メリルは近田さんの師匠みたいな関係ですからね。そして、自身の ゲイリー・グリッターのインスパイア曲。当時の近田さんの作風がもろ出ていますね。
風見りつ子さんやキョンキョンの曲など、ご自身でプロディースされた作品で言いたいことも多いでしょうにあえて、説明少なかったですね。とくに、風見りつ子さんは懐かしいですね。このアルバム、全面近田さんのプロディースで、ライナーノートにはご自身で全曲解説入りです。
15時台
- 「ロックン・ロール・パート1」 ゲイリー・グリッター
作詞, Gary Glitter, Mike Leander. 作曲, Gary Glitter, Mike Leander。- 「オートマティック・パイロット」 ウォッカ・コリンズ
作詞・作曲:ウォッカコリンズ(大口広司)。- 「恋の昔気質」 近田春夫&ハルヲフォン
作詞・作曲・編曲:近田春夫。- 「六本木心中」 ロマンティック・ファンタジア
作曲: NOBODY。- 「旅姿三人男」 ディック・ミネ
作詩:宮本旅人、作曲:鈴木哲夫、編曲:宮脇春夫。- 「君好きだよ」 ザ・ビーバーズ
作詞・岩谷時子 作曲・いずみたく。- 「夜のすべて」 風見りつ子
作詞・作曲・編曲:近田春夫。ライナーの解説引用『この曲のコンセプトは、「銀座の」「和服を着た」「若くない」「美人で」「地方出身の」「ここに傷を持つ」「ホステス」が「丸の内あたりの」「社長と」「赤坂あたりの」「ディスコで」「踊る時に」かかっている曲。イントロのスリリングなドラムス、全体的に恐ろしいほど表面的な和風さ、かなりクセのあるアレンジだと思う。-P.S. この曲は私・近田春夫の音楽性の新たなる一歩である』- 「デザイアー」 もんた&ブラザーズ
作詞:園部和範 作曲:もんたよしのり。16時台
http://www.nhk.or.jp/tsunagaru/chikada/0608.html
- 「空いっぱいの涙」 田村正和
作詞:佐伯孝夫/作・編曲:原田良一。- 「湖上の煙」 王様
訳詞:王様。- 「恋の爆弾」 安西マリア
作詞:安井かずみ、作曲:かまやつひろし。- 「ブラック・サンシャイン」 狩人
作詞:伊達歩、作曲:都倉俊一。- 「勝手にしやがれ」 サム・テイラーと彼のオーケストラ
作曲:大野克夫。- 「集中できない」 小泉今日子
作詞・作曲・編曲:近田春夫。- 「ドッキング・ダンス」 サトー・ノト
作詞・作曲・編曲:サトー・ノト。- 「銀蝶流れ花」 サリー・メイ
作詞:川内康範、作曲:花礼二。- 「気ままなジーナ」 松尾ジーナ
作詞:阿久悠、作編曲:森田公一。
「ロックって言うことはね、堂々とした男性的ってことじゃないかね。」だそうです