容疑者Xの献身
ガリレオ好きな次男と朝一の上映を観に行きました。昨晩の『ガリレオΦ』のエンディングから続けて10時の上映につながりましたね。でもエンディングの事件は、この映画の本編とはほとんど関係がないのですけどね。ただ、ガリレオ的なのは、冒頭のその部分だけで、本編は、ガリレオというよりも、典型的な推理ものでしたね。映画なんだから事件とか科学検証部分にもっと金を使ったほうが良かったのでは?って感じですが、一般的には難しいのでしょうね。はっきりいって、TVドラマのガリレオ的なものを期待してゆく映画ではありませんね。しっかりした人間のドラマが描かれているミステリって感じで、私的には物足りませんでした。やっぱり、ガリレオ的なものって冒頭の「ガウス加速器」に代表されるような検証じぇね。帰りに関連グッズで販売していた「ガウス実験セット」に心惹かれましたが、1,200円もするのでやめました。本編では、物理学よりも、数学の話題が中心で、取り上げられている有名な数学トピックとしては。「4色問題」と「リーマン予想」です。「4色問題」は世界地図を各国塗り分けるのは何色あれば良いかてきな話なので、小学生の次男にもOKなのですが、さすがに「リーマン予想」を説明するのは難しかったです。というかあきらめました。もっとも、映画ではその内容に関してまったくスルーでしたけどね。比較的、数字の得意な次男ですが、つい最近、「素数」とはを教えたのがやっとのことでしたからね。
次男が、お土産にこの映画とはまったく関連のない、「20世紀少年てぬぐい」を購入しました。