ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌

昨日のエントリ、The Good-Bye のディレクターである川原伸司さんをサーチしていて気が付きました。このちびまる子ちゃんの映画公開当時まったく気がついておりませんでした。ちびまる子ちゃんといえば、ナイアガラ的にも非常に大切なアニメであるにも関わらず、公開当時1992年はまだそれほど、音楽から離れていない時期であったのに、やはりネットとか無いと見過ごしが多いですね。現在これほど情報にあふれていても見過ごしているものも多いですが。というわけで、川原さんが音楽を担当したこの映画の凄さを知ってしまい驚いております。そういえば、いまさらですが動画サイトでちびまる子ちゃんの映像にで大瀧師匠や細野さんの曲があることは気がついていたのですが、全体としてファンタジアのような音楽映画であったとはぜひ劇場で観たかったです。さくらももこさん自身もほぼ同年代であり、音楽趣味が同じだからこの映画是非みたいです。ちびまる子ちゃんのオープニングやエンディングのナイアガラ化もさくらさん自身がナイアガラーだったから実現したのですよね。また、各アニメがそれぞれ演出が異なりPVのようで素敵です。
しかし、この映画は版権の都合でDVD化されていないのが非常に残念です。


音楽シーン(ウィキペディアより)

  • めんこい仔馬
    作詞:サトウ・ハチロー 作曲:仁木他喜雄 編曲:千住明
    ある日まる子はお姉さんに図工の授業のことを話し、そして「のどかな『めんこい仔馬』の歌をどう絵で表現したらいいのか教えてほしい」と相談する。しかし、お姉さんは学校では習っていない3番から5番の歌詞を歌い、この歌は決してのどかな歌ではなく戦時中で軍馬として狩り出されていく仔馬を想う曲であることを教える。まる子はその歌詞に衝撃を受け、涙を堪えて仔馬を送り出した少年の気持ちを基にした絵に描きかえる。
  • 1969年のドラッグ・レース
    作詞:松本隆、作曲・歌:大瀧詠一
    アニメーション演出・作画:湯浅政明
    大瀧詠一のアルバム『EACH TIME』に収録されている曲。まる子が花輪君の車で静岡まで行くシーンで使用される。アニメーションは演出・作画を担当した湯浅政明によるものである。
    ※このアニメを担当されている湯浅政明さん最近ではTVアニメ「四畳半神話大系」などすごい仕事をしています。
  • ダンドゥット・レゲエ
    作詞:Seribayu、作曲:S.Aten、編曲:井ノ浦英雄、井上憲一、久保田麻琴、ARIBOW、歌:CAMPUA DKI
    アニメーション演出 作画:船越英之
    久保田がプロデュースしたアルバム『チャンプルーDKI』に収録されている曲。みんなの好きな歌を絵にする時、花輪君が選んだ曲。アニメーションは曼荼羅をイメージした世界観で構成されており、映画製作当時はアナログ制作だったにもかかわらず演出面も含めてかなり細かく作り込まれている。
  • ヒロシの入浴
    作曲・編曲:近藤達郎、セリフ:父ヒロシ
    アニメーション演出 作画:芝山努
    まる子と父ヒロシがお風呂に入っているシーンで使用される。曲はちびまる子ちゃんイメージアルバム『ごきげん〜まる子の音日記』より。アニメーションの作画は本作の監督である芝山努自ら立候補して手がけた。内容は二人が入浴している湯船が、ジャングルの中をゆっくり移動していくという物。
  • はらいそ
    作詞・作曲・編曲・歌:細野晴臣
    アニメーション演出:芝山努
    まる子が出会う絵描きのお姉さんが描いた絵のイメージとして使用される。このアニメーションも芝山努が自ら立候補し、『ヒロシの入浴』と掛け持ちで担当することになった。さくら独特の可愛らしいファンシーな世界観で展開される。ちなみに、さくらはお姉さんが描いた絵を描いている。
  • 買い物ブギ
    作詞:村雨まきを、作曲・編曲:服部良一、歌:笠置シヅ子
    アニメーション演出・作画:湯浅政明
    はまじが描いた絵のイメージとして使用される(この曲は彼の子守唄だったと映画内ではまじ自身が話している)。アニメーションは『1969年のドラッグ・レース』のアニメーションを手がけた湯浅政明による物(原画の一部は他のスタッフが手伝っている)で、内容は買い物に出かけるおばさんが踊ったりするという物。さくらは湯浅を「一見大人しそうに見えてとんでもないことを次々と思いつく」と評している。
  • 星を食べる
    作詞:滝本晃司、作曲・編曲・歌:たま
    アニメーション演出:小林常夫 作画 重国勇二
    たまのアルバム『きゃべつ』に収録されている楽曲。まる子と絵描きのお姉さんが水族館を見て回るシーンで使用される。歌詞に「ぼくは君の首をそっと絞めたくなる」という部分があり[2]、ちびまる子ちゃんの世界観にそぐわないように思えるが、アニメーションはさくらの作風を生かした内容となっている。
  • B級ダンシング
    作詞:さくらももこ、作曲:杉真理、編曲:戸田誠司、歌:はまじ・関口・ブー太郎。
    アニメーション演出:小林常夫  作画 船越英之
    曲はちびまる子ちゃんイメージアルバム『ごきげん〜まる子の音日記』より。曲及びアニメーションはビートルズ風の内容となっている。さくらの元夫・宮永正隆がビートルズマニアだったので、楽器や衣装・演奏シーンなどは作画担当の船越英之・小林常夫がビデオを見るなど細かく研究し、アニメーションに生かした。


ちびまる子ちゃん〜わたしの好きな歌〜 [VHS]
アーチスト: さくらももこ
発売元: フジテレビ
発売日: 1993/11/19
売上ランキング: 3067