InterFM「桑原茂一のPIRATE RADIO」 #ckpirate 第128回は、『黒い歌謡曲#14 』
http://www.clubking.com/music/128/
リリー・フランキー、高木完、桑原茂一編。「きっとここが帰る場所」に集った方々からの刺激を受けた桑原茂一の、ほぼノンストップ選曲。
リリー・フランキー
イラストレーター、1963年、福岡県生まれ。 武蔵野美術大学卒業。イラストやデザインのほか、文筆、写真、作詞・作曲、俳優など、 多種多彩な分野で活動する。
高木 完
1979年にパンク・バンド、FLESHに参加。後、藤原ヒロシとのユニット、TINY PUNXが始動。 88年にはレーベル&プロダクション、MAJOR FORCEを設立。
桑原 茂一
選曲家/株式会社クラブキング代表 1973年より米国『ローリングストーン』日本版創刊メンバー、 '77年『スネークマンショー』をプロデュースしYMOと共演、
『2012-06-15 PIRATE RADIO「黒い歌謡曲」公開収録』
いよいよ、ここで収録された回の放送です。どのような形で編集されるのか楽しみしておりましたが、素晴らしいかったです。鼎談の合間に関連曲とかいう普通のレベルでないのです。完全に、当日の会話のエッセンスを茂一さんのなかで再構成され、ほぼノンストップミックスによる放送。楽しめました。
やはりこの日の雰囲気をリードしたのはリリー・フランキーさんが紹介した冒頭の曲に尽きるでしょうね。選曲のきっかけとなっている映画に対する評価もですが、3.11以降我々が感じうる事柄の変化、現在の視点から昭和をふりかえりまた現在の想うそんな視点がやはり黒い歌謡曲にはありますよね。
- "やまと寿歌" 野坂昭如
ご本人歌唱がないのが残念
- "さっそく振込みありがとう" 順弘子
- "三つで五百円" 西条ロック
- "やまと寿歌"野坂昭如
- "浦安太郎" 野坂昭如
これも良質なSFのようなすばらしい曲
- "お金をちょうだい" 美川憲一
- "嘘でもいいから" 奥村チヨ
- "いろいろごめん" 中条きよし
槙圭介さんのバージョンです。
- "お金をちょうだい" 美川憲一
- "夜間飛行" ルージュ
ルージュはすごいね、加藤和彦氏プロデュースな曲。「夜間飛行」ではありませんが、その雰囲気を
- "すみれ SEPTEMBER LOVE" 一風堂
- "蛹化の女" 戸川純
映画「ヘルタースケルター」でも取り上げられ、密かに再評価の雰囲気が高まっているのであります。ほんとこの曲すばらしい。完ちゃんが当日話されていたように、当時はゲルニカが凄すぎて、この辺の仕事はあまり自分の中でも評価していなかったのです。なので再評価もまた意味があるのです。
- "夜がわるい" 松尾和子
- "アカシアの雨がやむとき" 戸川純
彼女の歌声が凄い
- "昭和ブルース" ブルーベル・シンガーズ
これ、ほんと偶然にも昨日の私のこの投稿と選曲がシンクロしていて感激しました。
- "群青" 谷村新司
- "NATURE BOY" NAT KING COLE
やはり、こういった曲に黒い歌謡曲のエッセンスがあるのですよね。
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