ちんから峠
先日のことですが、仕事で所沢駅を通りかかったときに、駅前にポニーがつながれているではありませんか。
狭山市にあるSRC狭山乗馬センターのプロモーションでした。通りかかる人にポニーをなでさせて乗馬体験の広告をしていたようです。私自身は乗馬などの趣味はもちろんありません（昔旅行で阿蘇山へ行ったときに体験乗馬程度）。子供達も小さな頃に動物園で体験コーナーで乗った程度です。この時、子供達はけっこう喜んでいたので、狭山なら近いから本格的にやらせればよかったかななどと思ったり（でもけっこう料金します）。
このかわいい子馬をなでなでしたら、童心にもどり、おそらく家にあった最古のレコードであろう曲がこれです。
- ちんから峠 - 川田孝子
作詞：細川雄太郎、作曲：海沼實。作曲者の海沼實さんは音羽ゆりかご会を創設した方でこの動画の曲も歌っている川田孝子さんも含む川田三姉妹を育てた方でもあるんですね。
現在レコードもなく、私や母の記憶もあやふやなのですがおそらく、私が幼少のころにポータブルプレヤーで聞いていたレコードがこの曲であったと思います。小学校高学年にステレオを買ってもらうまで、我が家はポータブルプレーヤーでした。そのプレーヤーで、学年誌の付録のソノシートやウルトラマン系のソノシートなども聴いていました。親の趣味もあって、いわゆる音楽は歌謡曲も含めてほとんど持っていなかったと思います。でも、子供用の童謡はあったのですね。
この「ちんから峠」は、小林旭さんのバージョンも最高です。いわゆるアキラの童謡ものはいいですね。当時は映画で使われたシングルヒット中心で、LPでもシングルのA面B面を寄せ集めた物がほとんどであった時代に、アキラの童謡物は最初からコンセプチュアルに制作されていたようです。同時期に美空ひばりさんや江利チエミさんなども同様なコンセプトの曲をリリースされていますが、製作者の間では関係が有ったのでしょうか、また影響とか知りたいですね。
