アニメンティーヌ
90年代以降流行った曲(特に洋楽)やアーティストがまったく空白であることはこのブログでも何回か書かせていただいています。しかし、このブログがほぼ音楽系ブログとなってしまい色々と日々ツイッターとかで情報収集するようになってからも漏れはあるものですね。しかも、巷ではけっこうヒットしている曲というではありませんか。さらにしかも、音楽に加えてアニオタ第一世代としてもショックです。
まあ、嗜好が常に変わるのでタイミングに漏れがでてしまうのは仕方の無いことですけどね。フレンチ・ボッサ・アニメという3大スキスキ要素が詰まったこのアルバムを逃していたなんてです。しかも一番のヒット原因はサントリー「ALL-FREE」TVCM曲に「天才バカボン」が使われた事によるものなのにです。このCMはさすが知っていましたしいいなと思っていたのにそこで止まってしまっていました。なぜ、改めてこのアルバムの存在に気がついたかというと、昨晩何気に観ていたTV番組でフランスでアニメ人気を扱った番組でチラッと彼女の姿を見かけたからなのでした。その番組でもフランスの国民歌手的な説明をされていましたが、ウィキペディアなどのプロフィールを見る限りでは、失礼なが本国でどれほど活躍されているかはちょっと疑問かもです。60年代や70年代に存在した、日本人向け洋楽アーティストの現代版なのかもしれません。フレンチ&ボサノヴァ好きと公言しているわりに本国事情をまったく知らなくてスミマセンという感じです。さすがに日本のアニメは前世界的に広まっていますが、このアルバムは日本人向けでしょうね。でも、凄く心地よいのでこんなアルバムが聴けること自体(様々な背景を含んで)日本人で良かったという感じです。その後再調査では、私が初期のみしか知らない渋谷系ミュージシャン関係があるようです。やはりといったかんじでしょうか。
しかし、ボサノヴァアレンジは反則ですね。世の中にボサノヴァアレンジ版の存在しないヒット曲など無いのではないかと思えるくらい何でもありなボッサ版たちです。何気ないヒット曲でもそれだけポイントアップしてしまうのはなぜ。
ところで、この「天才バカボン」の作曲者渡辺岳夫さんは若い頃フランスへ留学してクラシックを学んでいたそうですが、こういった形でフランスへと循環しています。
- ラムのラブソング(アニメ『うる星やつら』OP)
- バカボン・メドレー:天才バカボン(アニメ『天才バカボン』OP)、タリラリランのコニャニャチワ(アニメ『元祖天才バカボン』OP)
- 崖の上のポニョ(アニメ映画『崖の上のポニョ』主題歌)
- おどるポンポコリン(アニメ『ちびまる子ちゃん』OP)
- 風の谷のナウシカ(アニメ映画『風の谷のナウシカ』シンボル・テーマ・ソング)
- はじめてのチュウ(アニメ『キテレツ大百科』ED)
- ロマンティックあげるよ(アニメ『ドラゴンボール』ED)
- サザエさん・メドレー:サザエさん(アニメ『サザエさん』OP)、 サザエさん一家(アニメ『サザエさん』ED)
- ドラえもんのうた(アニメ『ドラえもん』OP)
- とんちんかんちん一休さん(アニメ『一休さん』OP)
- タッチ(アニメ『タッチ』OP)
- CAT'S EYE(アニメ『キャッツ・アイ』OP)
- ゲゲゲの鬼太郎(アニメ「ゲゲゲの鬼太郎OP)
- 元祖天才バカボンの春(アニメ「元祖天才バカボン」ED)
- バカボン・メドレー(サントリー「ALL-FREE」TVCM曲フルver)※天才バカボン(アニメ『天才バカボン』OP)、タリラリランのコニャニャチワ(アニメ『元祖天才バカボン』OP
アニメンティーヌ・プラス~ボッサ・ドゥ・アニメ~
- 宇宙戦艦ヤマト(アニメ「宇宙戦艦ヤマト」OP)
- ゲゲゲの鬼太郎(続アニメンティーヌ・ヴァージョン) (アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」OP)
- アンパンマンのマーチ(アニメ「それいけ!アンパンマン」OP)
- さんぽ(映画「となりのトトロ」)
- 残酷な天使のテーゼ(アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」OP)
- ワイワイワールド(アニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」OP)
- 銀河鉄道999(アニメ「銀河鉄道999」OP)
- Get Wild(アニメ「シティーハンター」ED)
- お料理行進曲(アニメ「キテレツ大百科」OP)
- おしえて(アニメ「アルプスの少女ハイジ」OP)
- 歩いて帰ろう featuring 斉藤和義(「ポンキッキーズ」OP)(Bonus Tracks)
- およげ!たいやきくん(「ひらけ!ポンキッキ」オリジナルナンバー)(Bonus Tracks)
- 天才バカボン(サントリー「ALL-FREE」TVCM曲 雪の温泉篇60秒ヴァージョン)(アニメ「天才バカボン」OP)(Bonus Tracks)
続 アニメンティーヌ