グレン・ミラー物語
近所のスーパーのDVDワゴンセール500円で購入しました。もちろん映画の存在知ってましたけど、この映画、小さいころの各種ロードショー番組で観たことが無かったので今回はじめての視聴となりました。あらためてグレン・ミラーって名曲ぞろいですね。曲はもちろん知っていたのですが、どのような人物であるかの情報はほとんど知りませんでした。そこで、映画としても超有名なこの伝記的ドラマで知ることが出来ました。映画ととしては比較的単純なストリーかつ演出なのですが、1930年代に自身のバンド結成するいったった過程から第二次世界大戦中に慰問先のフランスへ飛行中に行方不明となるまでの生涯が扱われています。ストリーはヘレン夫人との出会いから彼女の支えのもと有名になってゆく話が中心に展開します。基本的にな感想としてはあげまん物語とも言えるような内容で、良くてきた嫁ヘレンといった感じです。
この映画の中心的存在である彼の音楽も効果的に使われています。いままでも名曲に感じていたそれぞれの曲の成り立ちのエピソードが語られていてさらに各曲に対するイメージが膨らみました。プロポーズするときのイミテーションの真珠の首飾りを贈ったことを題材とした曲やストリーの中でも重要な意味を持つ「茶色の小瓶」など実際にあったエピソードが散りばめられているようです。どこまでが脚色であるかは厳密には不明ですが、全てを受け入れて彼の作品を楽しむのもいいですね。
さらに、見所ひとつは、ルイ・アームストロング、ジーン・クルーパたちが自分自身の役として登場して演奏するシーンは圧巻でした。やはり戦前から戦後のこの期間の音楽は全世界的に興味深いですね。全てにポップミュージック原点がつまっているような感じです。
この映画豆知識として、「へー」と思ったのは、まだ無名時代のヘンリー・マンシーニがノンクレジットで劇中曲の編曲を担当していることでした。