東京ディスコナイト スクーターズ
80年代初頭、ニューウェーブな音楽が中心の世の中ですが、意外とニューウェーブとオールディーズは不思議な親和性を持っていました。野宮真貴ちゃんもライブでは「Itsy Bitsy Teenie Weenie Yellow Polka-Dot Bikini」とか歌っていたし、プラスチックスだってオールディーズをモチーフにしていましたよね。そんななか本格的にオールディーズを頑張っているグループもありました。それがスクーターズ。
もろモータウンサウンドで当時から大変お気に入りでした。中でもこの「東京ディスコナイト」はシングル盤発売前に、雑誌「リメンバー」の付録のソノシートまで持ってますから〜と自慢している場合ではありません。久しぶりにAmazonを検索してみたら、現在売り切れですが、最新リリース版では未発表テイクなどのボーナストラック盛り沢山ではありませんか。なんか欲しくなって来てします。縁があったら入手出来ることでしょう。
この「東京ディスコナイト」ってここ記事のなかのFREELABELLでの「恋あせビート」リリースしたアルバムにも入れましたがモータウンサウンドの典型です。まあ、曲は「恋はあせらず」より「ヒートウェーブ」に近いかもですが。当時もテレビ番組に「AカップCカップ」という伝説の番組の主題歌になっていたのでけっこうヒットもしたんですよ。テレ東だから限られた地域ですが、ビートたけし主演に天知茂とかも出ていて、極めつけは演出が久世光彦さんですよ、伝説でしょ。(なお「AカップCカップ」は、以前ニコ動に動画有ったようですが現在行方不明)
- Tokyo Disco Night(single version)-SCOOTERS
作詞:星野節子・高橋章、作曲:伸藤三雄・村松邦男、編曲:鈴木慶一。なんと慶一さん編曲ではありませんか、当時気が付きませんでした。そのころ、絶好調にムーンライダーズファンだったのに大きな見逃しでした。やっぱり、この辺ルーツ音楽ってムーンライダーズを語る上でも重要だったり。
- Koizumix Production - TOKYO DISCO NIGHT
キョンキョンのバージョンはDeluxeですね。さすが小西さん。