「アブラカダブラ」+「ガラスの植物園」 / 藤真利子
この名盤が2IN1となったCDが再発されていたのですね。女優の藤真利子さんは、80年代に作詞家、作曲家としては、微美杏里として歌謡曲などに曲を提供していたことで有名ですね。また、欲しいアルバムが増えてしまいました。当時、「アブラカダブラ」は貸しレコ屋で入手したような気がするのですが、手元にないです。そもそもカセットが現在再生できない状況なわけですが(この状況なんとか2,3千円のUSB接続カセットプレヤーを入手して打破しょうと策略中)当時のニューウェーブ歌謡にありがちな作家および演奏陣ですが、ご本人自身もユーミンとかと親交があるような方で、単なる女優の歌いました的アルバムと一線を画しています。
まあサウンド作りがムーンライダーズ系なので嫌いなわけがないのですけどね。いまにして再度聴いてみると、作詞センスがいいですね。やはり女優さんということが関係あるのでしょうか?
2000年の再発時に気がついていないのが悪いのですが、例によってアマゾンではプレミア価格となってしまっているようです。1983年発売なので、意外と中古レコなら出回っているかもしれませんね。
白井良明氏、いい仕事してますね。「アブラカダブラ」は全編、良明さんのアレンジです。あと、ジュリーの作曲作品にも注目です。
- Prologue
- ひとりぼっちにしないで
作詞:微美杏里 作曲:細野晴臣 編曲:白井良明。カヴァー曲かと思いました。細野さんフレンチ曲。- 紅茶の午后
作詞:微美杏里 作曲:松尾一彦 編曲:白井良明- うわきなパラダイス急行
作詞:微美杏里 作曲:S.Gainsbourg 編曲:白井良明- 哀しきマリオネット
作詞:微美杏里 作曲:鈴木慶一 編曲:白井良明- 上海・夢の港町
作詞:微美杏里 作曲:坂本龍一 編曲:白井良明- 天使と魔法
作詞:微美杏里 作曲:細野晴臣 編曲:白井良明- モナリザの伝説
作詞:微美杏里 作曲:沢田研二 編曲:白井良明。このジュリーの曲もなかなかいいですね。- セピアの恋人
作詞:微美杏里 作曲:松尾一彦 編曲:白井良明- YAI YAI YAI
作詞:微美杏里 作曲:沢田研二 編曲:白井良明- SO LONG
作詞:微美杏里 作曲:坂本龍一 編曲:白井良明- E[´]pilogue〈ガラスの植物園〉
- 素敵なMIO
作詞:微美杏里 作曲:B.Bergman, J.Ben 編曲:松任谷正隆- アブナイ彼
作詞:微美杏里 作曲:S.Gainsbourg 編曲:松任谷正隆- BIG FAT MAMMA
作詞:微美杏里 作曲:M.Berger 編曲:松任谷正隆- 戯れの6月
作詞:微美杏里 作曲:V.Sanson 編曲:松任谷正隆- 謎のボーイフレンド
作詞:微美杏里 作曲:R.Gall, J.Datin 編曲:松任谷正隆- ハロウィーン怪事件
作詞:微美杏里 作曲:H.Dierks, J.Alanski 編曲:松任谷正- ADDIOと言って
作詞:微美杏里 作曲:Z.Dammicco 編曲:松任谷正- 砂に捨てた恋
作詞:微美杏里 作曲:F.Hardy, M.Bernholic 編曲:松任谷正隆- 憂うつな午前5時
作詞:微美杏里 作曲:S.Gainsbourg 編曲:松任谷正隆
また、思い出したけど、「ガラスの植物園」の方はフレンチカヴァー中心で、女優さんのフレンチ好きをまたひとつ証明するようなアルバムですね。この再発CDのライナーサエキけんぞうさんが書いているらしいしそれも魅力です。「ガラスの植物園」の方は当時もレンタルしていないないでの余計興味ありです。和製フレンチないい感じの予感。
彼女の提供曲つながりでは、このアルバムで曲を提供しているジュリーや同じくムーンライダーズ関連で中川勝彦さんとかへも繋がるのでした。