フィル・コリンズ - ゴーイング・バック
今朝のFMラジオ「BARAKAN MORNING」を聞いていたら、フィル・コリンズが8年振りの新スタジオ・アルバムをデビュー40周年記念としてリリースしたというニュースを知らせていました。このアルバムなんとモータウンのトリビュートアルバムだそうです。なんというシンクロニシティ。ちょうどこのところモータウンネタをここへ書いていたところでしたのでビックリでした。
2010-09-30 ホーランド=ドジャー=ホーランド モータウン黄金期の作家
2010-10-03「大滝さんが選ぶポップス・アルバム100」その11(065〜070) 〜 タムラ・モータウン 〜
上記記事のなかでも挙げていましたが、「恋はあせらず」のベストフェバリットバージョンはフィル・コリンズであったりするわけですが、その彼が自分の音楽の原点を見つめ直すようこのアルバムリリースは興味深いですね。先日のブライアン・ウィルソンといい、年取ると自分自身のアーティストとしてのルーツを探りたくなるのでしょうかね。試聴を聴く限りではオリジナルにかなり忠実なアレンジでなにか新しい物を表現するというより素直に自分のルーツミュージックを楽しんでいるよう感じられます。この音楽の飽和状態な今、そういった作りのアルバムの方が楽しく聴けそうな気がします。事実これ売れているみたいですね。モータウンを知らない若い世代からも単純にグッドミュージックとして受け入れられていそうな感じです。
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