みんなCM音楽を歌っていた―大森昭男ともうひとつのJ‐POP その3
やっぱりこの本凄い、最近のTLでも興味ごとがひとつに繋がってる。日本のモロダー、茂木由多加。昨晩の近田春夫などが同じキーワードで繋がりました。
ミスターミュージック
CMソング特に80年代以降のCMソングを語る上で外せないのが、このCM制作会社です。この会社の制作したCMは80年代ニューウェーブ系の曲のCMのほとんどはこの会社が制作しています。この会社の初期の専属作家の4人がなんと。近田春夫、茂木由多加、佐久間正英、杉真理の四人です。物凄いメンツですね。近田さんが大瀧師匠以上にCMに深く関わっていたとは知ってはいましたが、なかでも一番活躍していた時期が、この会社でこのような素晴方々と専属で仕事をしていたとは。このミスターミュージックという会社には社歌があります。作詞は仲畑貴志で作曲が近田春夫です。なんと素晴らしい社歌なのでしょう。
"茜さす朝日 輝く根津の杜
眺めれば一閃の想い胸深く"
そんな歌詞で”社歌調”の朗々としたメロディーは、フィナーレでクレージーキャッツ調にくだけ最後には、こう歌われる。
”とは言うものの大事なことは
世界平和と明るい現場”
こんな社歌がある会社、いいですね。
- ピッカピカの一年生 CM『小学一年生』1982〜1984 小学館
この会社の設立第一号CMです。 - TOTOウォシュレット
近田さん作品。ビブラトーンズ時代ですね。 - Coca Cola CM
茂木由多加作品、これが一番メジャーだし好きだからこれなんだけど、他にはどのようなCMがあったのかもう少し調べてみたくなりました。
- グリコ セシルチョコレート
杉様も良いCMソングが多いですよね。「ウイスキーがお好きでしょ」も竹内まりや版で発売されますしね。
- R31 Skyline GTS (86-89)
佐久間さんのCMなかなか見つけるのが大変でした。もっとピコピコサウンドがあるらしいのですが、情報求むです。
そして、この会社の創設者であり、ピカピカの一年生の作曲者でもある、吉江一男氏は近田とは同じ八木正生氏(ネスカフェ・ゴールドブレンドの作曲者)の弟子(近田さん当時中学2年生)という関係から、専属になったそうです。この関連から繋がりも面白そうですが又の機会に。