のだめカンタービレ 最終章 後編
先週のTV放映で盛り上がった勢いで、本日観てきました。前編の感想でも書きましたけど、景色映像と音楽は良かったな〜。ドラマシーンはTVサイズだけどね。クラシックの名曲の紹介というかひとつの解釈映画なんですよこれ。その昔、ディズニーがファンタジアを作った時、ヨーロピアンな音楽ファンからは、アニメーションが曲の解釈を固定してしまうことに批判的で有ったようですが、初心者にとってはわかりやすいし、そのことによって初めてエンターテイメントとしてクラシックを楽しめたわけですね。この映画もそのような側面があるように思います。各曲の劇中内解説がドラマと融合してエンターテイメントとしても楽曲の気持ちよさを増幅させてくれて、お気楽に楽しめます。
- BRAHMS: The Violin Concerto in D Major, Op. 77
- Ravel Piano Concerto in G Major
- Chopin:Piano Sonata No.3 Op.58
- Beethoven Piano Sonata No. 31, op. 110
- Chopin Piano Concerto No.1 Op.11
- SUR LE PONT D'AVIGNON
- Beethoven: Piano Sonata No. 8 in C Minor "Pathétique"
- Mozart Sonata for two pianos KV 448 in D-Major
- ラプソディ・イン・ブルー(ピアニカバージョン)
やっぱりのだめといえばこれだね
おまけ:この映画で「のだめ」のピアノ演奏は「ラン・ラン」というピアニストが演奏しているそうです。なかなかのエンターティナーですね。
- Lang Lang Encore at the Berlin Philharmonic on Jan 31st 2009