洋楽アーティストによる日本語歌唱集 その2
「洋楽アーティストによる日本語歌唱集」からまたいくつかネタを入手したので特集その2です。自分でもなんでこの手の片言ソングが好きなのかをもう少し自己分析してみたいようにも思います。アグネス・チャンとかも同系列かな。
- ジミー・オズモンド / ちっちゃな恋人
同じ子供外人歌手ですが、前回取り上げたルネよりも、だんぜんジミーちゃんの方が私の好みにあってます。これ定期的に聴きたい曲です。自分の子供ももっと歌うまくてハジけるタイプの子だったら子のくらいの時期の歌唱ビデオ撮って置きたかったなって持ってます。しかし、ジミー・オズモンド 自身はどのような気持ちコレを観るのでしょうかね。同じCMソング絡みで、「マイファミリー「味の素」/アンディ・ウィリアムス」という非売品レコード音源を載せたかったのですが、現在消失中です。
- ダニエル・ビダル / 天使のらくがき
これもまた、いかにも70年代的な曲ですね。彼女の場合、活動拠点の中心が日本であるので、洋楽アーティストというよりもアグネス・チャン的な歌手の魁だったのですね。
- ミルバ / ウナ・セラ・ディ東京
前回特集のペギー マーチに負けないくらいの日本語うまさですね。耳が良いのでしょうね。この曲は作詞:岩谷時子、作曲:宮川泰であり純粋な日本製ポップスであり、ザ・ピーナッツや和田弘とマヒナスターズ、坂本スミ子、西田佐知子らによって競作となりました。当時ミルバが来日公演のときの企画ものであったようですね。日本語で歌わせるというのは、当時の洋楽プロモーションの特性だったのかも知れませんね。
- ブレンダ・リー / ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー
ウナ・セラ・ディ東京の翌年、越路吹雪版でヒットした曲です。この日本作者によるポップスもアーティストのブレンダ・リーによってカバーされてヒットしています。今回この曲に彼女のバージョンがあるのをはじめて知ったのですが、歌唱法がダイナマイトでないことにビックリです。ブレンダ・リーはその後、日本後、日本語曲を数曲(バラ色の人生、赤坂の夜は更けて)をリリースしています。
- ジリオラ・チンクェッティ / 雨 -LA PIOGGIA-
サンレモ音楽祭系のイタリアの歌手が日本語による歌をうたうケースは非常に多いように思われます。この曲素敵、最近トヨタ・ヴィッツのCMでリバイバルヒットもしていますね。
- バートン・クレーン / 酒がのみたい
最後は、この手の企画ではおそらくかなり初期、もしかしたら元祖かもしれません。このバートン・クレーン という歌手、Wikipediaによると、実は兼ニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナルの東京特派員として来日していたらしいです。宴会の席で歌ったのをコロンビアの社長によりスカウトされたようです。しかし、日本人は、こんなレコード会社創立の黎明期から外タレが好きだったんですね。
特集2も結局ランダムな個人メモとして羅列しただけですした。この辺、時系列や国別、さらには、訳詞者とかの観点や日本と海外のどちらでヒットしたのかなどを分析すると面白そうなので、どこかの評論家の方にお願いしたものです(他人任せモード)。
これからも、再生リスト「外人による日本語歌」に収集して行くつもりです。ここで取り上げなかった曲も入ってます。