涼宮ハルヒの消失

本日、レイトショーで観てまいりました。はやり、いつもとは客層が明らかに違いましたね。自分も含めてそれ風な男性が多かった(笑)。去年深夜に放送していた第2シーズンは例の常識破りの「エンドレスエイト」を深夜にがんばって見ていたのですが、その後、なんとなく見忘れが多く、気がついたら終了していました。未だDVDも見ていない状況です。最近、アニオタ度が下がって来ていたのですが、先日劇場で上映ポスターを見たらみたい気持ち盛り上がって来てしまいました。
涼宮ハルヒのシリーズは原作のラノベを長男が全巻持っているので、私もそれを借りて全巻読破。その中でも一番お気に入りの長編エピソードがこの「涼宮ハルヒの消失」です。基本的にネタバレ禁止的な内容なので詳細はふれませんが、ストリーは原作通りの内容です。というか、それ以外に作りようがないですね。このシリーズ、短編も含めてシリーズ全体で絶妙に伏線が貼られているので、劇場映画だからといって大きく演出をねじ曲げることは出来ませんね。むしろ、シリーズ知らない人にはこの映画だけで、独立しては楽しめない作品です。原作を読んでおく、あるいは最低限TVシリーズを観ておくことが前提の映画ですね。
アニメファンにはそれでもいいんですよね。全体的には、一言、長門有希の映画です。涼宮ハルヒの出番はかなり少ないです。が、涼宮ハルヒシリーズファンのおそらく80%以上(勝手に推測値)が長門有希ファンでしょうからいいのです。この映画を観た後はみなさん「長門は俺の嫁」というフレーズを口にすることでしょう。
このシリーズ大変重要なキーワードでもあり、私を久しぶりにSF小説の世界へ戻してくれた「ハイペリオン」シリーズもしっかり出てきます。
それにしても、朝倉涼子は怖い、夢にでてきそう。
涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)
ハイペリオン〈上〉〈下〉

今回の映画では全編サティの曲が使用されていました。