サマーウォーズ

ついに観て参りました。先月、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観に行ったとき劇場予告編を観てからずっと気になっていました。公開後、Twitterのでの高評価なつぶやきなどを見ていたら、劇場行きたいメーターが振り切れてしまいました。結果、評判通り観に行って良かったです。メインのネット世界の設定は、明らかに今は亡き(笑:まだあるか)セカンドライフなのですが、セカンドライフもこの映画に出てくるアバター見たいだったら良かったのにね。電脳世界の設定は、それほど凝っていわけではく、非常にシンプルでわかりやすい物となっていたのでそれほど感心もしませんでしたが、逆にごく自然な物として受け入れられました。ネット世界の設定に対して細かな突っ込みは野暮ですと思わせるような、雰囲気重視のリアリティがありました。特にに舞台となる田舎と電脳世界の組み合わせはすばらしい。
本作は、ある意味わかりやすい版「電脳コイル」ともいえるような気がしています。どちらもおばあちゃんの存在感や家族とのつながりなどが非常に印象深い作品です。SF的設定はもちろん「電脳コイル」が素晴らしいのですが、劇場映画として、「電脳コイル」にはない、アクション要素がまた素晴らしかったです。ハリウッド実写アクションが日本のアニメに影響を受けたとするならば、その本家たる面目躍如となるアクションであったのではないでしょうか。DVD化されたら、劇中に出て来た、携帯の機種(iPhoneもキャリアがATTで出てきます)やRX-7、に万助おじさんのTシャツなど、再チェックしたいところが満載です。

最後におばあちゃんの遺言の言葉を記しておきます。
「お腹をすかせてはいけません。1人になってはいけません。」
家族で食事が一番ですね。