あからさまなセクショナリズム

企業は組織が大きくなってゆくとどうしても、その組織にとってに利益を優先しがちです。ここでも部分最適化の問題が発生しているのですね。関係している組織の新人にあからさまに、「XXXはうちの課の負荷になるのでやりたくない」といったし旨の話をされたときには参りました。その分の負荷はいったい誰が処理するのか?高額なコストを代償としてアウトソースするのか?会社全体としての最適解にたどり着きにくい文化を持つ会社ってありますよね。ある程度の人は問題は別の点にあることを気がついているのですが、立ち回り方を間違うとすべての仕事が自分のところへ回ってくるのを恐れて状況を変化させることが難しくなっているようです。
ショックなのは、入社1年目の新人社員からそのような発言を聞いたことですね。確実に組織の文化ってヤツはインプリンティングされていくのですね。