新人教育

昨日、我が家の封印図書をあさっていたときに、面白いものを発見した。私が新入社員時代に新人研修で利用していたテキストである。技術職として入社したわけだが、入社すぐの研修は、理系も文系もいっしょになって行なう研修であったので、テーマはなんと「戦略会計」そのテキストの中身が、難しいことにびっくり、さらに、自分がそのほとんどを忘れていたことにまた、びっくりでした。STRAC表や「mPQ=FG」の公式などもしっかり習っているのに、記憶には、会計シュミレーションゲームで計算が面倒であった記憶しかありません。さらに、びっくりなのは、近年、今の会社の社内勉強会で、戦略会計を取り上げた会があったのですが、そのときにちっとも思い出さなかったことにですね。我ながらなさけないです。当時、ある意味、生意気で、自分の興味の分野以外まったく無視していましたから、きっと経営なんてと軽く流していたのでしょうね。そう考えると、今の弊社新人教育もどう考えたらいいのでしょうね。このレベル新人教育が出来るのはやはり大企業だからなのか?その反面、身につかないのならOJT主体の弊社の教育でもいいかとも思えます。一長一短ですね。身に付くか、身に付かないかは、本人しだいなので、教育する側としては、可能な限り役に立つと思えることを教育してゆくしかないですね。