Perfume - ポリリズム - アラッポ・カーロの備忘録

Perfume見たときにすぐ思い浮かんだのが、スターボー。80年代アイドルブームのときにあってもかなりのB級アイドルグループだったスターボーですが、細野晴臣・松本隆コンビの曲ということで、当時にテクノ歌謡マニアの中ではかなり話題になっていたグループです。ルックスがちょっと微妙というところも近いものがあるな。個人的にはパンジーの真鍋ちえみが好きでした。この辺の路線は、有名な木梨則武婦人の伝説にもつながるものがあります。
しかし、一連の初音ミクやアイマス物の盛り上がりを知って、80年代アイドルオタであった自分がなぜあのころアイドルオタであったのかの意味が少し分かりかけたような気がします。求めているのは無機質なものであったりして、アイドルは当時から素材でしかなかったように思います。その面白がり方は、ニコ動のアイマス系のコンテンツを楽しんでいるのに似ているね。ニコ動の職人がPが当時のニューウェーブ系のアーチストという感じですかね。最終的には性別を超えて、現実をも超えて、自分自身がアイドルと同化したいんだよね。なに言ってるかわかんなくなったけど、こういうのに夢中になっているうちは現実ではモテナイのは20年前もいまも変わらないような気がする。
そういえば、80年代からアイドルの歌声は完全に録音技術で作り上げられたものでしたね。また、今のようにデジタル技術が完成する前の段階だからこそ、いろいろな試行錯誤があったようにも思います。
大槻ケンヂの「テクノなのに苦労人」のコメントにはワロタ