ヘルター・スケルター
- 『へルタースケルター』予告編
レイトショーにて観て参りました。事前情報で、戸川純ちゃんの「蛹化の女 」が印象的だということで、これはぜひ観なくてはと気持が盛り上がり公開ごだいぶ経ってやっと観れました。
かんそう:怖かったよ。正直、自分にはきつかったかな。
今時の女性グラビア誌を観ているよな映画でした。全編PVみたいで、どのシーンも絵になってますけどね。大画面で観るエリカ様はすごいものがありました。R15指定できわどいシーンもありました。女性にとってのリアリティー描写が私にはきつすぎたかな、映像はリアリティどころか非現実的な美しさなのにね。アイドル好きな私はもっと精神世界までフィクションであったほうが安心するかも。
まあ、とは言え、監督の蜷川実花さんの影響されてきたものには共感出来るものが多いだけに興味深い作品でした。原作の岡崎京子さんは80年代から身近に感じていた漫画家さんだし、でも90年代にはもう作品みてなかったけどね。なのでこの原作もまだ未読なのでした。彼女の同人誌時代から知っているけど一番成功したころの漫画を読んでいないというアンバランスさなのでした。そして特筆は音楽担当の上野耕路さん。そして「蛹化の女」ですかね。結局観る前から期待していたところに一番盛り上がってしまいました。映像全般はバリバリ現代の若い女性に向けた美意識なんだけど、根底には「ゲルニカ」の世界感もあるかもね(ビジュアルでなくてね)。
そんなわけで、映画での気になり曲を
- Nina Hagen "Naturträne"
いきなりニナ・ハーゲンからの始まりですよみなさんwここに力が入りましたね。改めて戸川の純ちゃんとの関連を認識するなど。
- 戸川純 『蛹化の女』
エンディングテーマでもよかったのでは?
- 浜崎あゆみ / evolution
映画のテーマソング。浜崎あゆみに対する違和感がこの映画に対する違和感と同様かもしれません。
- AA=(aaequal) 「The Klock」 PV
この感じはまだわかる。
- パルコ 夏のグランバザール 2012年「ヘルタースケルター」 沢尻エリカ
この映画今時なのでいろいろいなこととコラボしているのね、このグランバザールはいろいろ70年代80年代からの繋がりパルコ劇場そしと監督のお父様の世界とか。。
また、この映画、いろいろとカメオ出演に微妙な有名人出演しているひと探すのも面白いかもね。