「大滝さんが選ぶポップス・アルバム100」その12(071〜074) 〜 サーフィン&ホットロッド 〜
「サウンド・レコパル」1981年6月号の特集より表題「大滝さんが選ぶポップス・アルバム100」紹介その12。
今回はサーフィン&ホットロッドです。おおざっぱにいうと、ビーチ・ボーイズの作品のバリエーションの一つの分野といった感じです。この音楽分野は、特定時期の特定地域のみで流行った現象なのでしょうね。この60年代の車が普及してくる過程の世界いいですね。レーシングカーや、一般のスポーツタイプの車など無条件に未来を肯定できる良い世界だな感が強く感じられます。さすがにリアルタイムで経験がある世代ではないのですが、いや、それだけに昭和を振り返ったとき一番あこがれが強い時代&音楽です。
- 071 ビーチ・ボーイズ / B・Bデラックス
「コタツでも聴けるよ。」動画はあまりにもベタすぎますが。ナイアガラ引用分かりやすさNo1.曲として。本当はダブルミーニングとかもっと隠されたネタ反応すべきが正しい?ナイアガラーなのでしょうけど。まだまだ勉強が足りません。アーチスト: Beach Boys
発売元: Capitol
価格: ¥ 2,192
発売日: 2003/05/23
売上ランキング: 49876
おすすめ度
- 072 ホンデルス / ザ・ホンデルス
「日本製自動車のアメリカ進出の前ぶれソング。」この辺基本は全てビーチ・ボーイズなんですよね。この曲作ったのもブライアン・ウィルソンだし。まさに60年代世界進出の幕開けですね。クレージーの世界にも通ずる。ブルージーンズ演奏、ジャニーズによる、この曲の日本語版(作詞:安井かずみ、編曲:宮川泰)も聞いてみたい作品のひとつ。本田のリトルホンダ自身映像とかも面白くこれだけのネタで1エントリ書けそうですね。
- 073 リップ・コーズ / ヘイ・リトル・コブラ
「ブルース・ジョンストン奮戦す。」これも、師匠の解説にあるようにビーチ・ボーイズのメンバーであるブルース・ジョンストンによるものであります。60年代はやっぱり車ですね。ホットロッド魂に火が灯りました。ちなみに、ブルース・ジョンストンはブライアン・ウィルソンとは対照的で、本当にサーファーであったそうです。