「大滝さんが選ぶポップス・アルバム100」その10(061〜064) 〜 初期のブリティッシュ・ポップ 〜
「サウンド・レコパル」1981年6月号の特集より表題「大滝さんが選ぶポップス・アルバム100」紹介その10。
今回は初期のブリティッシュ・ポップです。この辺のポップスはナイアガラだけでなく日本のポップスへの影響の大きいですね。ビートルズ前夜のロックがポップスのなかで飛び抜ける直前雰囲気がいいですね。
「」内は大瀧師匠のコメント
- 061 ジョン・レイトン/ 霧の中のジョニー
「克美しげるはどうしているのかなァー。」師匠がこれをコメントした当時、克美しげるさんは投獄中ですね。歌っている本人は犯罪者でもその楽曲に罪はないですよね。一応現在は各種コンピに克美しげる盤も収録されていますが、一時期は入手困難であったようです。克美しげるVer. 太田裕美さんのバージョンが流行ったときはすでに獄中であったとは。師匠のコメントのせいで横道にそれましたが、このジョン・レイトン、いやジョー・ミークのサウンドはナイアガラにとってスペクター・サウンドと同じくらい重要な位置付けですね。アーチスト: John Leyton
発売元: Sanctuary UK
価格: ¥ 2,387
発売日: 2008/02/26
売上ランキング: 194285
おすすめ度
- 062 クリフ・リチャード/クリフ
「クリフのバックの時のシャドウズの大ファンなの。」イギリスのプレスリー、クリフです。これまで私自身あまりカバー範囲では無かったのですが、改めてナイアガラ的に辿ってゆきたいアーティストの一人ですね、もちろんバックのシャドウズも含めて。動画の選択はこのタイトル曲が一番ナイアガラ的ですよね
- 063 ヘレン・シャピロ/ Very Best of
「日本ポップスの姉き的存在。」そう、なんと日本のポップスへの影響大きいことか。クリフ・リチャードと同じプロデューサーでのデビューですね。この時期のイギリスは勢いがありますね。ビートルズが前座バンドですからね。ちょっとアイドルとは異なる歌声。