レコード・コレクターズ 2010年 08月号 & 09月号
このところTwitterのTLで話題であった、レコード・コレクターズを先月、今月号と連続で買ってみました。この2号連続特集で60年代から70年代までと80年代の2本のロックアルバムのベスト100特集です。いかにもレコード・コレクターズのライター陣の趣味的な結果になってます。この雑誌は、大瀧師匠のアルバムが再発されると必ず特集を組んでくれるので、これまでも表紙はナイアガラ関連の時は度々購入。今回の特集もはっぴいえんど&ロンバケ時代のお姿が表紙では買わざる得ないでしょう(笑)。
各アルバムはいくつかに分類されます。
- 愛聴盤であり今でもよく聞くアルバム。
- 好きだったけどアナログ所有であり気軽に聞けないもの。
- 当時(あるいは後追いで)友人や貸しレコード屋で借りて聴いたため現在聞けないもの。
- ラジオや雑誌などで存在は認知していて数曲聴いたこともあるが、アルバム全体を通して聴いたことが無いもの。
- アルバム名のみや該当アルバム曲以外の曲しかしらないアルバム。
今回の特集全200枚で好きなアルバムに関してここでレビューを始めたら一言だけでも収集がつかなくなります。そこで、今回は上記分類でいうと最後の分類であるこれまで、知らなかったもの、あるいは知っていたけど無視してきアルバムに対して動画を調査してみて世界を広げてみました。(このカテゴリなら数枚で収まりますからね)
- 62位:25年目のおっぱい/中川五郎
動画は、このアルバム収録曲ではありません。当時ははっきり言ってフォーク的なものがキライでしたが。最近はこの曲のように素直に受け入れられるものも多いです。まあこの曲はPANTA作品ということもありますけどね。しかしベスト100のなかで中川五郎氏のアルバムのなかでもこのアルバムが一番謎です。現在入手出来ないし、ネット上の情報も少ないですね。さすがに「受験生ブルース」くらいは知ってましたが、あえてフォローしてこなかった方です。著作系の方が目にしているかもです。
- 83位:ピエロ / 瀬川洋
GSブームの時にダイナマイツは好きだったのですがこのアルバムの存在までとどれませんでした。たしかに、すごそうですね。動画は収録曲の「こんな気持」をBGH&Mがカバーしたもの。
[:movie:small]
- 99位:ジャスティン・ヒースクリフ / ジャスティン・ヒースクリフ(喜多嶋修+吉野金次)
全く認識していなかったアルバム。こちらもGSでのランチャーズや家族の事は知っていた喜多嶋修さんに、ナイアガラ的に重要なエンジニア吉野金次さんのアルバム是非聴いてみたいです。動画はその後、74年に発売された弁財天からのものです。このアルバムはアートワークから目立っていたので知っておりましたが。
[:movie:small]アーチスト: JUSTIN HEATHCLIFF
発売元: ダブリューイーエー・ジャパン
発売日: 1998/06/25
売上ランキング: 23572
おすすめ度
80年代のベスト100はさすがに金銭的にアルバムを多く購入できる年頃に成っていたのでかなりレベル4や5のクラスは少ないです。「2」「3」クラスが多いかな。逆に知っているだけに、このアルバムが入っているのになんでこれは?という感じのものもありました。
- 19位:WEED WAR / THE FOOLS
この辺はけっこう押させていたと思っていたので、ショックです。東京ロッカーズ時代からなのに、やっぱりライブへ行く機会が少なかったからこういった漏れが出てくるのでしょうね。動画先日行われた新宿ロフトで行われた「Drive to 2010」のもの。アーチスト: THE FOOLS;フールズ
発売元: GOODLOVIN'PRODUCTION
価格: ¥ 4,276 (5% OFF)
発売日: 2007/05/25
売上ランキング: 30367
- 29位:恐山のストゥージス狂 / BOREDOMS
80年代後半は既に視野が狭くなっていたような気がします。全曲聴いたわけではありませんがかなり癖のありそうなアルバムですね。若い頃に聴きたい音楽(笑)- 恐山のストゥージス狂
- アーチスト: BOREDOMS
- 発売元: ダブリューイーエー・ジャパン
- レーベル: ダブリューイーエー・ジャパン
- 発売日: 1994/04/25
- 売上ランキング: 189080
- おすすめ度
- 52位:わたしだけ ? / 灰野敬二
70年代から活躍していた人らしいけど、ちょうど80年代前半時期は活動休止期間中で私とはリンクしていなかったようです。活躍していたとしても、ちょっと厳しかったかも、10代のころならいいけど、80年代は完全にポップな人でしたから。
あえて知らない曲を調べてゆくこの企画、意外と大変でした。いちからの調査ですからね。あえて調べた割に実りが少なかったかも、やっぱり好きなアーティスト系からたどるほうがいいかもですね。取り上げたアーティストの方々も少しずつお気に入りアーティストとは関連もあったのですけどね。
最後にレココレ9月号に嬉しい広告発見
来年の春向けに予算を計上しておかないとです。ボックスセットもあるのでかなりの出費が予想されます。ロフトのCRTで行われる発売イベントも今回は参加するぞ。
日本音楽史上に燦然と輝く
不滅の金字塔アルバム
「ロング・バケイション」
発売30周年記念盤
大瀧詠一
A LONG VACATION
30th Anniversary Edittion
初回限定 2枚組予定 曲目、価格等、詳細は今秋発表予定
2011年3月発売決定!!
待望のボックスセットも同時発売予定
ナイアガラ CD BOOK1(仮)
完全受注限定盤 詳細未定 今秋予約開始!!