上を向いて歩こう〜中村八大 こころのうた〜

まだ少し早ですが、6月10日は中村八大さんの命日です。けっこう若くしてなくなったのですね。1992年に61歳で亡くなっています。今日はたまたま、その時の追悼番組を見つけて思わず見入ってしまいました。素晴らしい曲の数々(なにしろ、黒い歌謡曲の発端となった「黒い花びら」もですもんね)、そして、テレビ創世記の独特の楽しそうな雰囲気と才能豊かな人達の繋がり非常に興味深い番組でした。一部涙なくして観れないです。
きっかけは、この動画でした。

  • 上を向いて歩こう SUKIYAKI, fake languages ver.
    こんなバージョンがあったとは驚きです。タモリの元祖ともいうべきひょっこりひょうたん島のドンガバチョこと 藤村有弘さんのインチキ外国語版です。なんか言葉で整理できないですけど、外人が歌う日本語歌といいいなんか言葉の面白さという点で通じているような気がします。好きなんですねつくづくこういうのが。

この動画からの関連動画でたどり着いたのがこれです。

  • 上を向いて歩こう〜中村八大 こころのうた〜 1/6
    この 「夢であいましょう 」本当に凄い番組だったのですね。こんなエンターテイメントが今楽しみたいです。ここでのエピソードで面白いのは、永六輔が作詞家として九ちゃんの「あるこうほうほうほう♪」という歌い方が日本語を正しく歌っていなくて気に入らなかったという下りですね。しかも実はその歌い方は単なるロカビリー被れでなく、小唄等の日本の伝統的な唱法であったという点です。
  • 上を向いて歩こう〜中村八大 こころのうた〜 3/6
    「こんには赤ちゃん」は母親でなく父親の気持ちの歌であるという話は深いなと思いましたね。この気持は、八大さんが自分の子どもが生まれたときに言ったことばだそうです。
  • 上を向いて歩こう〜中村八大 こころのうた〜 5/6
    様々な場所でピアノ演奏をしてきた八大さん刑務所での演奏をしたときに刑務所の方から演歌を要望されたところを、クラシックで押しまくった結果、ものすごい拍手で迎えられたというエピソードもいいですね。