SOUNDS OUT BURT BACHARACH / Cal Tjader カル・ジェイダー
昨晩の馬場さんお店以来、やはりむぎ茶さんいうところのドリーミーな演奏パターンにやられっぱなしな感じです。とくに平岡精二さんなどの演奏におけるビブラフォンの使いかたなどどの演奏を聴いても惹かれるものがあります。わたしは、この辺の演奏面で、個人的にはジャズよりも歌謡曲の側面から筒美京平先生の影響が大きく。そんななかで最近いろいろなものがつながってこのアルバムです。カル・ジェイダー氏自身は、もちろんヴィブラフォン演奏でも有名なので、名曲や名アルバムが多くまだだまこれからいろいろと辿りたいと思っている方の一人なのですが、そのカル・ジェイダーのバカラックカバーの企画ものアルバムがこれです。バカラックをビブラフォン演奏でカバーと言うと京平先生の有名なアルバム「Bacharach Meets The Beatles」という名盤のイメージもありここへ繋がります。また最近、ルグラン勉強系からも『むぎ茶の昭和懐メロ&CMソング大特集:What Are You Doing The Rest Of Your Life? これからの人生』におけるカル・ジェイダーバージョンの引用といろいろとこのアルバムへ繋がる布石が多くあったので、この縁はメモしておこうという気持ちでこのアルバム特集です。いや〜心地よすぎてなにかがたりない?いえいえ名盤です。おなじみの素敵な曲の素敵なアレンジカバー集。
1. マニーペニーは破れかぶれ(Moneypenny Goes For Broke)
2. 愛を求めて(What The World Needs Now Is Love)
3. 恋する心で(Anyone Who Had A Heart)
4. ドント・メイク・ミー・オーヴァー(Don't Make Me Over)
5. メッセージ・トゥ・マイケル(A Message To Michael)
6. マイ・リトル・レッド・ブック(My Little Red Book)
7. 小さな願い(I Say A Little Prayer)
8. ウォーク・オン・バイ(Walk On By)
9. ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン(You'll Never Get To Heaven )
演奏者メモ(古典派.comより)
[ドラムス]: ジム・ケルトナー (JIM KELTNER)
[ファゴット(バスーン)]: ジョージ・バーグ (GEORGE BERG)
[フリューゲル・ホーン]: マーヴィン・スタン (MARVIN STAMM)
[ホルン(フレンチホルン)]: レイ・アロング (RAY ALONGE)
[オーボエ]: ルー・デル・ガトー (LEW DEL GATTO)
[オルガン]: マイク・メルヴォイン (MIKE MELVOIN)
[トロンボーン]: ガーネット・ブラウン (GARNETT BROWN)
[ヴァイブ]: カル・ジェイダー (CAL TJADER)
[REEDS]: Walter・Kane (WALTER KANE)
[REEDS]: ジェリー・ドジオン (JERRY DODGION)
[REEDS]: ジェローム・リチャードソン (JEROME RICHARDSON)
[REEDS]: ジョージ・マージ (GEORGE MARGE)
[FENDER BASS]: ハーヴィー・ニューマーク (HARVEY NEWMARK)