ロックンローラー近田春夫の歌謡曲って何だ? 8月31日 第27回「いい声♪」
前回の8月9日から3週間ぶりの放送でした。待ち遠しかったですね。今回のテーマは前回の時からやや伏線的な選曲もありました。とくに歌謡曲においては、その声の魅力が大きことを再認識。近田さん的な「いい声♪」説明面白かったです。「いい声」と「いいのど」の表現の違いなど、なるほどでした。歌がうまいともまた違うのですよね。
第27回「いい声♪」
15時台
- 「恋はベンチシート」 ジューシィ・フルーツ
作詞:近田春夫 作曲:沖山優司 編曲:Juicy Fruits。『甘さもあって、色っぽくって上品、透明感のあるいい声。』
- 「なみだの操」 殿さまキングス
作詞:千家和也、作曲:彩木雅夫、編曲:藤田はじめ。『濁りきったダミ声の代表格。元ドラマーなので、演歌なのに妙にビートのある歌い方。こういう声を業界では「銀のある声」と言うんですよ。』
- 「喝采」 リチャード・クレイダーマン
作詞:吉田旺、作曲:中村泰士、編曲:リチャード・クレイダーマン。
- 「エミー・マイ・エミー」 ザ・ボルテイジ
作詞・作曲・編曲:利根常昭。『ダミ声系好きだね、そんな感じで選んでみました。』近田さん の選曲とはちがうけど、声を聞いてもらうという意味で「トゥデイ」
- 「日本国憲法 "戦争の放棄"」 羅生門
作曲:羅生門。『騙されて入ったバンド。このバンドのボーカルがいい声で持てているのたくさん見てきた。』近田先生のファンを公言していますが、実はこの羅生門については、その存在は知っていましたが、音源収集も含めまだ手付かずな領域でした。この機会に発掘せねばですね。16時台
- 「愛さずにはいられない」 フランク赤木
作詞・作曲:ドン・ギブソン。『堺正章さんに似ている、ということで俺はこの手の声好きなのかな〜』セットリスト曲がないので、こちらも有名らしいので「零戦黒雲隊の歌」を貼ってみました。日本のレイ・チャールズらしいです。
- 「月がとっても青いから」 菅原 都々子
作詞:清水みのる、作曲:陸奥 明、編曲:長津義司。『これはむしろ、すごい声だね。あの人工的なビブラート出せないですよね。こういう人は基礎的な発声をやっているからとしとってでるんですよ。』
- 「倖せはここに」 大橋 節夫とハニー・アイランダース
作詞・作曲 大橋節夫。『通称、「オッパチ」と言うんですけどね、私の大先輩。』インストバージョンでした(笑)。かけそこないでかけるそうです。
- 「ルームライト」 由紀 さおり
作詞:岡本おさみ、作曲:吉田拓郎。『由紀さおりさんのいい声もさることながら、作曲の吉田拓郎のアクの強さ、どやって作曲してるんだろw女ひとのいい声ってわりと透明感のある声で共通してますよね。』ほんと吉田拓郎って感じの曲ですね。
- 「君こそわが命」 水原 弘
作詞:川内康範、作曲:猪俣公。『この人も悪声は悪声なんですけどもね、やっぱいい声だと思います。水原弘ってのはいい声ってのもあるけれども、やっぱ訳ありというかヤバイ感じがありますよね。』
- スーパーベスト 水原弘
- アーチスト: 水原弘
- 発売元: インデーズ・メーカー
- 発売日: 2006/10/18
- 売上ランキング: 172306
http://www.nhk.or.jp/tsunagaru/chikada/0831.html
- 「ハイ それまでヨ」 植木 等
作詞:青島幸男、作曲:萩原哲晶、編曲:萩原哲晶。『ギャプは重要かもしれない。この曲で〆ようと思っていたところで、リクエストちょうど良かったですよ。いままで、日本の歌手でオーソドックな意味で一番いい声だった人は植木等じゃないかとおもうんですよ。j』