Janko Nilovic(ヤンコ・ニロヴィック) - Atchika Boum

60〜70年代のフランスの作曲家なのですが、最近動画サイトや音楽サービスなどで気になり曲が多いのでちょっと調べてみました。そうしたら、その活動は、私の失われた90年代以降の音楽流行の再発掘である事を認識しました。この作家は実際、60〜70年代ではかなり限られて人にしか認知されておらず、むしろ、90年代の流行の再認識作業でした。

ヤンコ・ニロヴィック氏は、70年代フレンチ・ライブラリーの巨匠と評される人物なのですが、70年代には全く知りませんでした(実は無意識のうち出会ったいたかもなのですが)。その後も、彼の音楽を意識する事はありませんでした。フレンチラウンジ帝王ともよばれ、まさに、これぞレア・グルーヴといった作家なようです。

また、こういたラウンジ系の作品ばかりでなく、別名でコミカルな作品や、子供向け番組のBGMなどに多用されている作品などが多いようです。まだ全ぼうが調べきれていませんがどれも良品ばかりなようです。
極めつけは、70年代日本のアニメ「星の子ポロン」でもその楽曲が利用されていたということでしょう。
おそらく、私の同様な趣味を持っている方々が90年代に再評価されブームになっただけあって非常に外れのなさそう作家のようなので今後フォローしてゆきたいと思います。

  • Janko Nilovic - Soul Impressions
    まさにファンキー・ラウンジな曲、このような感じの名曲多し。
  • one together - janko nilovic ('74)
    この曲の収録されているアルバムは全品コーラスやスキャットによるものらしいです。かなり惹かれます。@氏のアップ作品。
  • Janko Nilovic - Atchika Boum
    これも、先ほどと同じく、コーラスアルバム「Vocal Impressions」よりの作品。動画のコメントによるとルパン三世に使われていたようです。
  • mao mao
    別名でリリースされた、コミカルな作品。ゴダールの映画の曲とは違うようです。でも、どこかで聴いたことがあるような曲ですね。
  • Janko Nilovic - La Guerre Des Bouffons
    この曲も「ゲバゲバ90分」的な番組で利用されそうな曲ですね。子供番組向けなBGMで多用されているようです。日本の番組でも利用されていたかもです。聴いたことあるような感じの曲。
  • Janko Nilovic - Portrait D'Un Robot
    これが、次に紹介する日本のアニメ「星の子ポロン」で使われていたいう曲です。先の子供向番組BGM系の音楽ですね。
  • 星の子ポロン(1974)70年代アニメ
    星の子チョビン」なら記憶にあるのですが、覚えてないです。関東地方で当時の東京12チャンネルにて放送されたのが1977年だそうなので、バリバリのアニオタ開始時期なので、放送されていたアニメはほとんで何らかの形で気にしていたはずなのに漏れてました。こうやって動画を見るとかろうじて「そういえば、あったかな〜」といった程度です。この動画を観ればわかるように、かなり作画が放送時間の割に手抜きで神がかっているので、若い当時の私にはこの奇妙さを楽しむほど感覚が成熟していなかったのでしょうね。おそらく、このアニメもネット上で近年「キッチュ」的に再評価されたものでしょう。絵ばかりでなくストリーも相当ひどいようです。ニコニコ動画に充実しているようなので興味がある方はどうぞ。







アーチスト: ジャンコ・ニロヴィック
発売元: ヴィヴィッド
発売日: 2002/05/30
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