「岡本太郎展」&「河村要助の真実」more
連休も後半、人によっては昨日で終了という(一応平日な)金曜日。連休中にぜひ行きたかったところの残りのイベントへ行ってきました。
生誕100年 岡本太郎展
ほんとは、次男も一緒に連れてきたかったのですが、この近隣の好きだった科学館でさえ一緒に来てくれないのに美術館は何で釣ってダメそうなので嫁と二人でいって来ました。
もともと、美術展などまったく縁のない私ですが、太郎さんの作品はいろいろ触れる機会がありましたし、晩年TV出演などの印象も強くいわゆる芸術家の中では親しみを感じていた方でした。そこに今回NHKの「TAROの塔」を観たことによりますます興味が湧き、来てみました。展示の構成は活躍の年代順となっており、さらには「TAROの塔」のお話の構成とも重なっていたのでドラマを観てからの今回の展示は非常に分かりやすいものでした。また、音声によるガイドプログラムを利用したのですが、ドラマの影響も有って、まさに敏子さんに解説しながら観ているような気分になれました。
最後に太郎さんのお言葉を三角クジ方式でいただけるのですが、いただいた言葉は「いつも危険だと思うほうに自分を賭ける。それが生き甲斐だ。」ドラマの中でもかなり印象に残っていた言葉、自分の人生の中でも、太郎さんほど強い意志ではなく流された結果ではありますが、そういう選択をしてきてしまったところがあるかななどと思ったりしてしましました。
そしてお土産には「座ることを拒否する椅子コースター」と会場外に臨時設置されているガチャガチャによる「岡本太郎アートピースコレクション」を購入。これは1日3000個限定らしく、朝一に入場したのですが、マニアな方は展示会場でなくこのガチャガチャの方に並んでいました。1回で2個までなので全8種類コンプリートするために何回も並びなおしている方もいたようです。ちょっと値段的に手が出ませんでしたが、海洋堂の太陽の塔のフィギュアが欲しかったです。
作品それぞれの感想までは上手く表現できませんが、70年代、80年代パブリックアートとして美術館などに縁のない私でも彼の作品は体で思えているのだなと再認識。言葉で言い表せませんが何か伝わる物があるのでしょうね。さらに気になった点をメモしておきます。
伝説のイラストレーター 河村要助の真実
こちらは無料ということもありお気軽に見学。見覚えのあるミュージック・マガジンでのアーティストのイラストなどが沢山。個人的には70年代の雑誌で印象が非常に強く、現在も活躍されている方の評価としては失礼かもしれませんが70年代80年代初頭のイラストのイメージが大変強い方です。雑誌ビックリハウスとかでもよく見かけたような印象があるのですが、あの雑誌が西武系ということもありおそらく西武の広告のイラストをよく見ていたからなのでしょうね。個人的に印象深いのはアルバム「喜納昌吉とチャンプルーズ」のジャケットです。
今回、彼の中学高校時代の戦闘機をスケッチしたノートが展示されていたのですがやはり中学生時代から人と違うなと思わせるノートでした。細かく戦闘機が描かれ説明も細かい。
銀ぶら
お約束のアップルストアを素見して、昼食はリサーチ不足で普通のとんかつ屋さんですませました。ポン酢でいただくとんかつはあっさりしていて美味しかったのですが、とんかつ屋でごはんやキャベツがおかわり自由でないのは物足りなくも思いました。
とん喜
現在のミキモト前の花壇は母の日にちなんだカーネーション畑(これがけっこう綺麗)。
ちょと休憩には少し奮発して千疋屋のパフェをいただきました。本当はももパフェが一番好きなのですが、今の季節ものはトロピカルパフェでした。(ちょっとアップで撮りすぎ)
千疋屋
長男が受験中ということもあり外出をだいぶ控えていたので(べつに長男を連れ出すわけではありませんがなんとなく気が引けて)久しぶりの外出となりました。そろそろディズニー成分切れてるんだけど、先日次男が、「もうディズニーランドはいいかな」などと発言しておりショックです。まあおとこの子だし仕方がないですね(;_;)
おまけ:我が家の岡本太郎作品