服部メロディ <序>
先々週の「題名のない音楽会」小松亮太さんの演奏をみてからちょっと、タンゴがマイブーム。そこで和製タンゴを調べてみた。どうやら、一番の元祖は、あの超有名な作曲家「服部良一」によるものでした。それも、外人名義のものです。服部良一さんがHatter名義でいくつか曲を残しているのは有名ですが、和製タンゴ初期の名曲も彼の物だたのですね。
- LOVE'S GONE(夢去りぬ)
作詞:VIC,MAXWELL、作曲:Hatter(服部良一)
昭和14年の作品
http://www.youtube.com/watch?v=l8uthOJcLUA
(埋込なし)
- I WILL BE WAITING(待ちわびて)
作詞:VIC,MAXWELL、作曲:Hatter(服部良一)
昭和16年の作品
昭和14年に淡谷のり子によて「夜のプラットフォーム」として吹き込まれたが戦時中の検閲で発売禁止。戦後二葉百合子によりヒット。
服部良一先生に触れるにはまだまだ、私は未熟者であります。80年代にややリバイバルブームがあった時に、ブギ系はけっこう聞いたのですが、その他の曲も素晴らしい。これからも探求して行く価値のある作曲家ですね。ここで、服部良一に触れたのは、和製タンゴ興味に加えて、先日の大空はるみの「sho jo ji 」から同じくHatterアレンジによるこの曲をを思い出したこともあります。