電脳コイル

星雲賞受賞やSF大賞受賞というニュースを聞いてからずっと気になっていたのですが、なかなか観る機会が無いままでした。最近改めて調べてみると、大変面白そうである事に気がつき、ついに全話コンプリートいたしました。実は、本放送のとき最終回を見ていたのですが、それまでの話も分からずチラッと見ただけだったので、暗そうなアニメだなって感じでスルーしていたんですよね。それに、「電脳」ってことばもなんか古くさい感じがしていたし。ところが、今は、なぜもっと早く観なかったのだろうという後悔でいっぱいです。
このアニメとんでもないアニメですな。わたしにとってここまで夢中になったのは、未来少年コナン以来かもしれん。SF賭しても大変秀逸ですね。全体的なアイディアであるバーチャルリアリティはちょっと古くさいイメージがあるけど、ストレートにそのテーマを扱わない事によて陳腐さを感じさせない作りになってます。最初に観たときこのアニメは、未来に「となりのトトロ」と思いました。この事に代表されるように、単なるSFではなく、これまでのアニメの集大成とも言えるような作りになっています。この年になって(この年だからこそ?)これだけすばらしアニメ作品に出会えるとは思っていませんでした。
今回、全話コンプリートするために、iPhoneへ転送して、通勤の往復で観ました。1日2話が時間的にちょうどいい感じでした。まずは、iPhoneセカイカメラからこの世界にって感じですか?

電脳コイル (1) 通常版 [DVD]
発売元: バンダイビジュアル
価格: ¥ 2,329
発売日: 2007/09/25
おすすめ度 4.5