日経コンピュータ(12/15)のBookMark

特集1  あいまい運用との決別 〜 もうSLAから逃げない 〜
あまり興味のない分野ですが、SLA(Service Level Agreement)ってはじめて知りました。サービスレベルを定量化するってどうすればいいのだろう。開発案件でも長期化して継続的に行なわれてゆくような場合や、システム部門のサポート的な仕事には関連する部分があるかも知れません。
特集2 J-SOX対応の「難関」を乗り切る
監査用文書の作成を支援する「文書化ツール」の比較記事。比較製品の中にある「JUDE/Biz」の評価版を利用したことがありましたが、5万円もするので高いと思って使用を見送りました(もっとも、このときには、監査資料とか言うわけでなく単に業務フローが書きたかっただけなんですけどね)。でも、他の比較製品の方が一桁違う高さの値段にびっくりでした。
・【インタビュー】 梅田 望夫氏 グーグルは新時代のメーカーだ(056p)
 私の大好きなウッチーの記事です。相変わらずのグーグル賛美な内容です。当面、企業向けインフラがつまらい方向(グーグル的でない)のようですね。ダウンサイジングが騒がれた一昔前の頃よりも、企業向けシステムとコンシューマ向けシステムが乖離してゆくような気がしました。
・ミクシイ660万会員優先で自前主義から脱却(136p)
自社で開発していたWeb広告システムを、株式公開へ向けてCTCへアウトソースした時のプロジェクトの記事。ミクシイ内のサーバ構成概要がわかる面白い記事でした。このプロジェクトで発生したトラブルが書かれていますが、実際は難しいのでしょうが、この概要記事からは、CTC大丈夫かよって感じでしたね。そのトラブルってロードバランサーの能力不足ってことだったらしいのですが、取り替えた製品がまだ、日本では発売していないような「NetScaler」とか言う製品らしいのですが、これってかのグーグルとかが使用している製品らしいです。ピーク時のミクシイってそんなにトラフィックがあるという方が驚きでした。
このような記事をあらためて読むと、同世代社長の「はてな」とは対照的な方向に行っているのを再確認いたしました。
バイオメトリクス(196p)
さまざまな各種バイオメトリクスの方法に関して完結にまとめられています。
無料購読期間が終了する時期にきて、久々に全体的に面白い記事が多かったです。

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