弊社、内定者者向け推薦本?
入社内定者から、「入社までにどのような勉強をしておけばよいのでしょうか?」という問合せがありました。コンピュータサイエンス専門の学科でないので、いろいろと心配なのでしょうが、そのまじめさに恐れ入りました。というわけでいくつかの本をセレクト。
こうして調べてみると、入門書には2種類存在するのですね。一つは、ある程度知っている人が知識を整理するための本、もう一つは、まったく初めての人のためのハウツー本です。どうも私のセレクトは、前者のような気がします。自分自身、コンピュータ関連専門の学科出身であったし、年取りすぎてまったくの入門書としては、どれがよいのかの気持ちが分からないような気がします。まあ、人それぞれの相性みたいなものも存在するでしょうね。
実際、学生のうちは、実践的な言語やテクニックよりも普遍的に(この業界では難しいですがそれでも普遍的に重要なことはあるものです)役に立つような知識を身に付けておいてもらいたいですね。
私が学生のころ、研究室の教授は、エンジニアと非エンジニアの考え方はまったく異なるといっていたのを思い出しますが、そのエンジニア的こころは、単純に出身学科では測れないような気もします。
上記リストの中でも、読み物としても受け入れやすそうなのは「コンピュータのきもち」と「ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人」かな?「SEの就職・転職・キャリアアップ術」は読んだことないけどよさそうですね。
この業界(SEというよりプログラマ向けかもしれませんが純粋にロジカルな思考を求めるなら)、実は重要なのは、これから私自身が読もうかなと思っている「いかにして問題をとくか」ような気もしますね。こちらの方は、この業界で働くためというより、このような事柄が好きならこの業界の仕事を好きになれるような気がします。それは、決して成功するではありません。