今年の目標:思考(嗜好)と現実のギャップを埋める


「やめること」を先に考えようからインスパイヤ
自分の技術的あるいはビジネス的な志向(嗜好・思考)と実際に日々行っている仕事の差を少しでも埋めるようにします。

この年になると、苦手の克服をしてゆくよりも、今まで身に付けたことを、いかに、有効利用するかの観点も大事かと思います。誤解を生じる表現としては、「自分の直感を信じてやりたいことをやる」です。

私の場合、このやりたいことを身勝手にやるという内容が、ちょっと変わっていて、キーワードは「共有」です。一人でできることには限界があります。一人ですべてを抱え込んでもそれを解決できる人間であればよいですが、それをできなければかえって人に迷惑をかけます。そこで、集合知あるは、あるいは一見、無秩序あるような状態から生まれる創発的な効果を期待しうる組織を生み出すことを第一の目標したいですね。それらのことにより、毎日の仕事が、その結果でなく、そのこと自身が生活、あるいは、人生の目的となるようなEngineer Lifeを送れることができますように。

毎年、今年と新たな年齢のダブルミーニングで目標を立てていますが、毎年苦しいですね。なかなか、目標を達成できずに、達成感が味わえないのはよくないですね。また、あらためて目標を意識すると、やりたいことばかりが思いついてしまいます。それを、単純に目標に掲げるとオーバーフローしてしまうのですね。
そこで、びっびときたのが、しつこくリンクしている梅田氏の「やめること」を先に考えようの記事です。しかし、いざ、やめる事を考えてもなかなか、彼のように思い切った決断はできませんね。
ちなみに、私が、やめたいと思ったことがらは次のようなことです。
* 時間の無駄遣い
* 苦手の克服
* 完璧主義であること
* 一人で抱え込む
* 車輪の再発明
* 無駄な出費
* メルマガ
* 大食い
* 負のために力を使わない
やめることを考えるって結構難しいでした。惰性でやっていることとか、本来自分が集中すべきこと意外のことをつい人はやってしまうものなのですね。また、常に必要であると思っているからこそ日々やっているわけでそれを、新たな目標のためにやめるのは、勇気がいりますよね。人に与えられた時間には限界がありますから、何かを成し遂げたかったら捨てるものもあるということでしょうかね。