わかっちゃいるけど、持ち家なんですよね

この記事、もりあがっているようですね。

資産運用の一環として、キャッシュで買えるならいいが、ローンを負ってまで自宅を買った状態は、負債を持ってバランスシートを膨らませて、しかも、資産の大半を「ある住宅」という一資産に投資した、何とも危うい財務状態となる。家に株式並みのリスクがある、ということを考えると、株式投資で言えば、超長期の信用取引をしている状態に近い。株なら心配で、家なら安心、というのは、後者の価格変動を毎日見るわけではないから、というだけのことであって、経済的には錯覚だ。

まったく、その通りだと思います。わたしも、現在の持家状態になる前のころに「ゴミ投資家のための人生設計入門」を読んでからパーマネントトラベラーに憧れていたのですけどね。頭で考えることと、現実は微妙にギャップがあって家を建てることになってしまいました(田舎に暮らしているといろいろなしがらみもあるですよ)。せっかくの持ち家なのに嬉しい半分、自分の経済的立場を考えると自分は負け組だなと思ったりもしていました。わたしの場合は、田舎で、しかも土地は親の土地に建てたので、負債は上物だけの金額ですんでいるのですけど、負債は負債ですよね。よく、借金の返済金額と借家の家賃が同じなら自分持ち物になる方が得であると考えている人が本当多いですね。弊社が自前の社屋用に負債を負うときに止める事が出来ませんでした。
家を建てるときの借金の返済などこの本の付録のExcelシートで計算するとどう考えても人生破綻するグラフとなるにも関わらず強行したのですよ。まあ、我が家が快適なのは刹那な幸せなのかな。