第3回したまちコメディ映画祭in台東 - クレージーキャッツ リスペクトライブ -

ついに行ってまいりました。このライブが告知があったときに、まずは、近田春夫さん出演、しかもトークショウとかでなくライブでということで即チケットをゲットしたわけですが、その後、いろいろ背景を知ってくると、これまた大好きな「クレージーキャッツ」のリスペクトライブではありませんか。クレージーキャッツは我々ナイアガラーであるならばかなりコアに知っているべきバンドな訳ですが、そのバンドが、大瀧師匠ではなく、いとうせいこう氏プロディースでのクレージーキャッツリスペクトであり、出演者の一覧をみてもいったいどうのようなことになるのだろうかとと思っていました。各アーティスト毎ではクレージーキャッツとの影響は確認することは出来たのですけどね。今回観る前に一番わかり易い影響を受けていると分かるのは「スチャダラパー」なのでしょうね。彼らのライブを観るのは初めてであったのですが、デビュー時にはかなり衝撃をうけたものでした。クレージーキャッツ好きな私としてはやってくれた感がありかなり気に入ったのですが、そのあとスグに音楽空白時期に突入してしまいましたので残念ながらライブを観ることはありませんでした。
と何が言いたいのか例によって分からなくなりましたが、自分のなかの好きな物の要素が面白い形で繋がっていました。一言で言えば、「日本語ラップオールドスクールクレージーキャッツ」なのですが、スチャダラは直接的としても近田さんや完ちゃんはどのよう経緯で参加するようになったのか知りたいですね。
全体を通しては、夏フェスなどよりもさらに各アーティストを楽しむというより、全体でもクレージーキャッツ祭り的な楽しみが正しい楽しみ方なのでしょうね。参加アーティストを好きであればそれに越したことはないのですが、基本は参加アーティストと観客を含めてクレージーキャッツ好きで騒ごうぜって感じが凄く楽しかった。極論すると、ロッキーホラーみたいに、オールナイトの映画館で、クレージーキャッツ映画やライブ映像流してみんなで歌いまくる企画でも同じように楽しかったかも。
全体を当してはこれだけのトンガッた人達が出ているイベントでも、台東区というローカル色がよく出ていて近所のお祭りイベントの大規模版という感じが好感持てました。コンサート以外の映画の企画の方も参加したかったです。

  • 浅草ジンタ / 刹那
    以前から動画では興味を持っていましたが、ライブは予想通りノリノリで楽しいものでした。体力温存しないで踊れば良かったと後悔。次回、何らかの企画でまた楽しみたいバンドです。
  • YOI YOI ARUYO
    全く知らなかったのですが、したコメの為にされたようなバンドなのですね。しかもボーカルの女の子が台東区関連のお偉いさん娘さんだとは、なんとローカルな世界。
  • ポカスカジャン上海ライブ
    感心した、もっとTVとかでも活躍して欲しいです。それには下ネタ注意ですけどね。
  • 近田春夫、高木完、武内享いとうせいこう −money
    演奏が始まった途端ビブラを思わせようなグルーブでクレージーキャッツの「シビレ節」彼らがやるならやっぱりこの曲でしょう。完ちゃんもダイヤルM演るしどうしちゃったのでしょうか。私はライブほとんどいてないのでわからないですがこのようなユニットでこの曲って何年ぶりなんでしょうか?20年ぶり以上なのかな。ところで、武内享って最近DJやってんだ。
  • SAKEROCK / スーダラ節
    動画は中納良恵さんVOバージョンですがゲストで歌って欲しかったですね。リーダーの星野源ちゃんはクレージーキャッツの影響はテレビ番組「オヨビでない奴!」というのは世代を感じさせてくれるMCでした。このバンドも事前の動画通り良かったですね。そして一部でかなり人気あるんですね。こういいた昭和テイストなインストバンドが受けるとは、やはり最近の若い子の感性は面白い。

そして最後には会場全員で大合唱のスーダラ節


会場で流されていた結成10周年記念コンサートの映像。みなさんしきりにレアだと言っていたけど、YouTubeにも一部アップされているものですよね。ちょっと探してみたけど同じものはないみたいですが同様にレア動画を

クレージーキャッツ メモリアル DVD-BOX
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クレージーキャッツってほんとう、音を楽しむ事を思い出させてくれますね。