NHKカルチャーラジオ『ビートルズのすべて』「ラブ・ミー・ドゥー」〜ビートルズのデビュー

通勤時間がカルチャーラジオの時間となったので、久しぶりに聴いてみたらなんとビートルズ特集、講師は音楽評論家の小倉エージさんです。第一回の今夜は、デビュー前の彼らが夢中になった当時イギリスで流行っていた音楽からハンブルグ時代直前までの内容でした。ビートルズを講座形式で正面から取り扱うこのシリーズのカルチャーラジオ出来れば全13回聴きたくなりました。
番組でかかった曲の中からいくつかを動画で挙げましょう。かなりベタです。

  • ROCK AROUND THE CLOCK TRAILER 1956 ROCK 'N ROLL
    ロックの歴史の中でよく語られることですがこの映画ヒットがかなりロックの歴史の加では大きな出来事であったようです。
  • Bill Haley and his comets - Rock Around The Clock
    この映画のなかで使われたこの曲がデビュー直前のビートルズに大きな影響を与えました。
  • Elvis Presley - Heartbreak Hotel
    もちろんプレスリーも1956年に発売されたこの曲はイギリスで大ヒット。この曲が後のイギリス系ミュージシャンに多大な影響を及ぼしました。
  • Lonnie Donegan - Rock Island Line
    そんな50年代イギリスでジャズ、ブルース、民謡を混ぜあわせた独自得なスッキフルという音楽が発展しました。この音楽もビートルズに与えた影響は大きいらしいです。
  • The Quarrymen - That'll Be The Day
    そんなスキッフルにも影響を受けているころのQuarrymen時代に最初にレコーディングした曲。ご存知バディーホリーのカバーですね。

ここで、講座内容を拡張して今回注目したのは「スキッフル」とい当時イギリス独自に音楽形式です。ニューオリンズジャズを起源としているようですが、ギターの他はダンボール箱や洗濯板などを楽器として利用している誰でも手軽に始められるスタイルがよかったようで、さまざまなミュージシャンへ影響を与えたようです。

  • The Six Five Special - 1957 - Bob Cort Skiffle Group -
    こちらも当時代表的なスキッフルグループ