ヘリウッド

80年代にインパクトのあった邦画は、これまでも取り上げてきた「星くず兄弟の伝説」「ドレミファ娘の血は騒ぐ」等ですが、いちばんインパクトのあったのは、この「ヘリウッド」でしょう。この映画を観たのは渋谷のシネマ・プラセットですが、そのホッタてドーム劇場も含めてかなりインパクトありました。シネマ・プラセットというと鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」、「陽炎座」で有名ですが、この「ヘリウッド」それらの映画に比べるとかなり変態な内容でした。ゲイにスカトロ、まだ若かった私にはかなり刺激の強いシーン満載であったように記憶しています。その後、内容が内容なだけに、テレビでも放送されず。当時観た以外には観ていませんが、未だに記憶に鮮明なシーンが頭に焼き付いています。

内容紹介
喰い改めなさい。天国が近づいているから。遠藤憲司主演のスーパー・SFミュージカル・コメディ!
傑作『陽炎座』に続く荒戸源次郎のシネマ・プラセット第4弾。地球人の植物化を企む宇宙の悪漢・松玉斎ダンス、それを阻止しようとする宇宙からの使者ビワノビッチ、悪漢の手下のフリークたち、美少女トリオらが入り乱れて繰り広げられるハチャメチャSFミュージカル・コメディ。悪漢ダンスを演じる遠藤憲司が当然、音楽も担当。
※アップル君役の小暮隆生は、デビュー前のデーモン小暮閣下という噂がありますが、別人です。
【スタッフ】
製作:荒戸源次郎(『赤目四十八瀧心中未遂』)/監督・脚本:長嶺高文(『けっこう仮面』)/撮影:志賀葉一/音楽:遠藤憲司/照明:渡辺敬三/美術:郡山陽子/編集:新井真琴
【キャスト】
遠藤憲司/斎藤とも子/青地公美/羽仁未央/佐藤B作/篠原勝之/小暮隆生

この映画に魅力は何と言っても遠藤賢司です。そういえば最近観た20世紀少年でも存在感のあるゲスト出演していました。それ以外では美少女トリオの羽仁未央がけっこうかわいかったイメージが残っています。今回調べたら、DVDを発売しているんですね。なんか、もういちど観たら当時とは違った印象なんだろうな。怖いものみたさでまた観てみようかな。でもはっきり言って悪趣味な映画です、かなり見る人を選ぶのではないでしょうか。
東京ワッショイー遠藤賢司

通好みロック
あなたもミーハー♪、私もミーハー♪


ヘリウッド [DVD]
発売元: ジェネオン エンタテインメント
価格: ¥ 3,909 (21% OFF)
発売日: 2008/02/22
売上ランキング: 23946
おすすめ度 5.0