ふりかえりは反省よりも良かったことの評価に
今月で、弊社の大きめなプロジェクトが2案件終了しました。どちらも、これまでの弊社のプロジェクトの中では納期・品質ともに成功したプロジェクトでした。ふりかえりでよくあるパターンは、失敗から学び次に同じ失敗を繰り返さないようにするとか、プロジェクトX的な苦労話大会になりがちです。もっとも失敗プロジェクトの方が世の中多いので仕方のないことですけどね。しかし、本当にチームあるいは組織にとって良いのは、その数少ない成功例をみんなで共有することですね。いい仕事の仕方や考え方が正しく伝染すると組織は強くなります。
残念なのは、今回、私はこの2つのプロジェクトに参加していなかったことです。まあ、私が参加していたら失敗していたかなとか、そんな自負心のないことは言わないようにしましょう。大切なのは、それらのプロジェクトの功労者を賞賛することですから。