暗黒神話(昔の本再発掘シリーズ)

ヤマトタケル」を読んだら、次はこれでしょう。高校時代一番好きなマンガの一つです。いろいろな古代史の断片をパズルのようにつなげたこの物語は最高に面白いです。諸星大二郎の大好きな、ブラフマンやアートマンが出てくるのですが、これって、先日読み直した、「百億の昼と千億の夜」にも通じるのですね。これも、同じく高校生の頃だな、私にとって青春とは、こんな宗教がかったことが好きだったのです。だから、自分でも危なかったと思います。同じ世代が、オウム的なものにひっかかっていますからね。

暗黒神話 (1977年)