Oracle(へたれな)コネタ Oracle10gのWEBベースEnterprise Manager
やっとSQLServerの管理ツールみたいなバックアップ設定とかがGUIベースでできるようになりました。いろいろと難関がありましたがポイントをメモしておきます。
・起動url
http://localhost:1158/em/console/
・ログインユーザ
「sysdba」として「sys」でログイン
その他のユーザで「normal」でログインするには、該当ユーザに「GRANT SELECT ANY DICTIONARY TO 該当ユーザ」の権限が必要です。
・バックアップ設定
「メンテナンス」-「バックアップのスケジュール」にて推奨スケジュールでDBのフルバックアップをスケジュール化、可能です。その他、カスタムのバックアップ設定も可能ですが、未検証です。
・データエクスポート
「sys」ではエクスポートできないので、上記で適切な権限を与えたユーザでログインして行ないますが、その前に、「sysdba」権限者でディレクトリ・オブジェクトを用意しておく必要があります。
・ホスト資格証明
バックアップやエクスポート機能利用するといろいろなところで「ホスト資格証明」を要求されます。ここでは、OSのユーザ名&パスワードを設定するのですが、最初はうまく行きませんでした。Windowsでの場合ですけど、該当ユーザに下記の設定が必要です。
管理ツールの「ローカル セキュリティ ポリシー」で「ローカルポリシー」-「ユーザの権利割り当て」-「バッチジョブとしてログオン」にて該当ユーザを追加する必要があります。(けっこうはまりました)
・必要サービスの起動確認
OracleDBConsoleSIDが起動していることの確認も重要!
REMOTE OPERATION EXCEPTION: WRONG PASSWORD FOR USER
OTN Japan - 意外と簡単!? Oracle Database 10g:Windows版 第2章
昔のEnterprise Managerになれていない(むしろ使いづらいと思っていた)での、こだわりなしに、けっこう直感的に利用できるかなと思ってしまいました。でも、まだまだMSのツールより使い勝手悪いですけどね。