Marching Through Georgia
ジョージア・マーチです。替え歌の事考えていたら真っ先にこのメロディが浮かびました。そもそもが1864年にアメリカ南北戦争のころに作られた行進曲です。
- Marching Through Georgia
この歌、エノケンなどの歌として有名ですが、日露戦争時に旅順攻囲戦で日本軍によっても歌われたそうですから、その頃から日本においても流行ったメロディーなのかもしれません。様々なバージョンが替え歌によって存在するようですね。私には、オリジナルよりも一連の替え歌が非常に印象的です。そう演歌師の添田知道氏による替え歌「パイノパイノパイ」の事なのですけどね。これが大正時代ですが、その後、昭和歌謡史の中でもなんどもリバイバルしている点も面白いです。コミックソングの原点でもあり、数々の喜劇人よって歌われていますね。
- 東京節 Tokyo_bushi (Marching Through Georgia) Enka
この風刺ソングいいですね。いつの世もいっしょ感がありますね。よくまあ、この歌詞を付けましたね。もっとオリジナルっぽいのを以前観たことがあるような気がするのですが。これは、比較的新しい録音ですよね。
- パイのパイのパイ 森山加代子
個人的には加代ちゃんのバージョンが一番親しみがあります。というか最初に聴きました。もちろんリアルタイムではなく後追いで80年代初頭に聴いたわけですが。中村八大さんのアレンジがまたよくて、オリジナルのジョージア・マーチから大正演歌を経てポップへという流れが何かを感じさせてくれますね。
- パイノパイノパイ節 都家かつ江
この動画歌詞が分かりやすい。かつ江師匠の声もいいですね。
- 日本一のショック男挿入歌
我らが植木さんバージョン。ドリフの映画の中での歌唱です。
- "Tokyo leading" Kenichi Enomoto.
あった、エノケンバージョン。
- ドリフのバイのバイのバイ
ドリフらしいアレンジですね。「Do The Hustle」ですか。
- 東京節(パイノパイノパイ)
桜井敏雄さんとなぎら健壱さんのバージョン。バイオリン演歌師 櫻井さんのバイオリンがいいですね。
- ソウル・フラワー・モノノケ・サミット/東京節
これは知りませんでした。ミクスチャー・ロック・バンドというコンセプトが面白いですね。
他にも、楽しいバージョンがたくさんあるようです。この曲を選曲している時点で最近のアーティストの方のものでもセンスが信用できると思っちゃいます。今回動画は無かったですが、あがた森魚さんも最近(2007年『Taruphology』で)カヴァーされていたのですね、聴いてみたいです。
- バイオリン演歌(桜井敏雄)
MCが参考になります。
追記(2011/07/21):
むぎ茶の昭和懐メロ&CMソング大特集:パイノパイノパイ (東京節) エノケン/ 森山加代子/ ドリフターズ
毎度おなじみむぎ茶さんのブログでも過去に取り扱われていました、たしかに書いていて読んだよう気がしていたのですが、未確認のまま昨日投稿してしましました。ほぼ、同じテーマを扱ってますが、大変良くまとまっていますので、合わせてお読みください。