日本のうた / スタンリー・ブラック と 彼のラテン・アメリカン・リズムス
60年代中盤は海外のアーティストが日本語の歌をリリースすることが非常に多い時代でした。この65年や66年は東京オリンピック頃から流れのひとつのピークであったようです。。私の大好きな、フランス・ギャルやペギー・マーチ、ジョニー・ティロットソンなどが続々とカタコト萌え曲をリリースしまくった時代です。そんな中で、歌でないラテンオーケストラよる日本の民謡や歌の演奏も色々と発売されていました。これが、また素敵な作品が多いのです。これまでも下記のような作品群が素晴らしのです。
カテリーナ・ヴァレンテ 「お江戸日本橋」その他
ウェルナー・ミューラー・オーケストラ「郷愁の日本」
リカルド・サントス楽団 - ホリデイ・イン・ジャパン・デラックス -
この流れで欲しいアルバムに一枚追加となりました。それがスタンリー・ブラックの「日本のうた」(TOUCH IN JAPAN / STANLAY BLACK)手持ちの情報として65年にEPで「お江戸日本橋」や「ウナ・セラ・ディ東京」などが発売されていたのは知っていたのですが、例によって来日記念盤としてアルバムが発売されていたのですね。日本独自企画のアルバムなので海外のスタンリー・ブラックのサイトのディスコグラフィーでも情報が非常に少ないです。下記のブログで曲全ぼうが明らかになりました。
新米の町内会長 ドタバタ日記 - Yahoo!ブログ
SIDE-1
1.恋のバカンス(ボサ・ノバ)
2.木曾節(ボレロ)
3.相馬盆唄(グァラーチャ)
4.出船(ボレロ)
5.さくら(ボレロ)
6.祇園小唄(ボレロ)
7.八木節(マンボ)
SIDE-2
1.浜辺の歌(マンボ)
2.ウナ・セラ・ディ東京(ボレロ)
3.花(チャ・チャ・チャ)
4.城ヶ島の雨(ボサ・ノバ)
5.お江戸日本橋(ボレロ)
6.おかあさん(ボレロ)
7.こんにちは赤ちゃん(パシージョ)
こちらの万博時期の企画のも良さそうです、こちらでも視聴可能です。Titterでフォローさせていただいている耐久DJのUstでも有名な 川西卓さん(@sugurukawanishi )のお店です。
STANLEY BLACK / 日本の郷愁 ダブルデラックス (LP) - SAND STEP RECORD『 DJの、DJによる、DJのためのレコード屋。』
全体的に、彼のラテンピアノがすごく楽しそうですね。また、これらの楽団が日本の曲をカヴァーするとなぜか「お江戸日本橋」は欠かせないようです。これらアーティストの共通の嗜好なのか、日本での企画段階での共通の企画なのか分かりませんが。また、共通する要素としてはザ・ピーナッツの存在ですね。この時代性ということも大きいのでしょうが、いかに彼女たちの音楽性がワールドワイドであるかを思い知らされました。
- STANLEY BLACK PETITE FLEUR 可愛い花〜スタンリー・ブラック
- 祇園小唄
もしかしたバージョンが違うかもしれませんが多分この動画。
発売元: Dutton Vocalion UK
価格: ¥ 2,522
発売日: 2008/07/08
売上ランキング: 328832