Ritmo e o Som da BOSSA NOVA / Milton Banana
ボサノヴァ系とか昔からけっこう好きで、自分の好きなアーティストとかが名曲をカヴァーしていたりするとけっこう嬉しかったりする方なのですが、本格的なボサノヴァのアーティストまったく知らなかったりします。そこで、今回図書館から借りてきたのはけっこう有名そうな1枚でした。何処で知ったのかは忘れてしまいましたが、最近どこかのUSTであったことは間違いないでしょう。最初はレコ部かなと思ったのですがセットリスト検索しても無かったので違うかもしれません。いずれにしろ大当たりなアルバムで、さすがドラマーが主役なアルバムだけあってかっこいいボサノバ・ドラミング。サンバとジャズの融合でボサノバが生まれた感じが伝わるリズムです。やはりラテン系はリズム命ですね。調べてみるとボサノバ自体の発展にこのミルトン・バナナの功績が大きかったようです。また、ジャケットがかっこいいのです。ジャケットの良いアルバムに外しなしの法則は当てはまりますね。図書館で見かけたときこのジャケットに迷わず借りました。とにかく気持いの音です。癖になりすですよ。
こんど他のアルバムも聴いてみたいと思います。まずは、ボサノバの名盤として有名な「ゲッツ・ジルベルト」、これは必須でしょうね、このアルバムでもミルトン・バナナがドラムをたたいています。このアルバムも所有はしていないのですが、以前NHK-FM でアナログ音源かけまくった時にアナログ盤でこのアルバムがかけられたときはあまりの良さに参りました。即購入すべきでしたがまだ買えてません。
このアルバムからアーティストとか各曲とか広がってゆく予感です。
- Voce E Eu/あなたと私
動画は10曲目の「Chega De Saudade」とともに。- Bossa Nova Blues/ボサノヴァ・ブルース
ボサノヴァリズムに合わせたギターソロが心地良い。- Nao Faz Assim/そんなふうにしないで
ボサノバ基本ドラミングの心地良さ- Influencia Do Jazz/ジャズの影響
ボサノヴァではスタンダードナンバーですが、かなりのアップテンポでバナナのドラミングが冴えます。- Desafinado/デサフィナード
タイトルは「調子外れ」という意味だそうです。- O Amor E A Rosa/愛とバラ
アルトサックスがフィーチャされドラミングとの絡みも最高。- O Apito No Samba/オ・アピート・ノ・サンバ
ハイハットが心地良い。- Chora Tua Tristeza /ショーラ・トゥア・トリステーザ
日本語タイトル「悲しみのとき」ドラムでサンバ打楽器「ヘピニキ」を叩いているそうです。- O Menino Desce O Morro/オ・メニーノ・デッシ・オ・モーホ
日本語タイトル「子供が丘から」。サンパウロの女性シンガーによるヒット曲だそうです。バナナ以外の演奏も多いので、彼のドラミング特徴がよくわかるバージョンかもしれません。- Chega De Saudade/想いあふれて
ボサノヴァ第一号と言われているジルベルトの作品。 - Boato/うわさ
フルートとが全面にフィーチャーされてドラムは抑えめ。- Samba De Uma Nota So/ワン・ノート・サンバ
ボサノヴァスタンダード曲。ピアノとギターのブルーノート全開の曲です。