名月赤坂マンション 〜 名月赤城山特集 〜

今日は中秋の名月なのですね。帰りがけにチラッとお月様見えましたが、残念ながら明日は大雨、既に曇りで良く見えません。どうやらTwitterのTLによると満月は明日のようですね。でも明日もあいにくの雨のようです。今日を境にどんどん秋が深まるようですね。まさに「暑い寒いも彼岸まで」ですね。
そいうわけで、本日名月赤城山特集です。中秋の名月から連想ソングなのですが、「名月赤城山」〜「めんどうみたヨ」〜「名月赤坂マンション」この流れ歌謡曲のサブジャンルである「股旅物」の流れであります。「名月赤城山」はまさにその元祖。それ以降、様々な「股旅物」歌謡に派生しているし、コテコテなドメスティック演歌としてジャンルは充実しております。しかし、ここで取り上げた3曲を歌う人たちの根源にあるのは洋楽という面白さ。歌詞の世界も一貫したテーマがあります。

  • 名月赤城山 / 東海林太郎
    小学生のころに観た「なつかしの歌声」での歌唱。当時懐メロブームだったのですね、そういった番組から少しずつ今の体質が刷り込まれていたのでしょうか。この歌い方、幼心に印象に残っていました。また、コロンビア・トップ氏のナレーションもいいですね。
  • めんどうみたヨ
    まさにパロディの典型。この曲は「学生節」のB面です。まあ、作詞は塚田茂さんなわけで、初期ヒットスタジオの火曜ドラマ的パロディちっくな曲
  • 大滝詠一 名月赤坂マンション 81年 Remix
    そして我らが師匠の曲。これらのポップス歴史的背景を理解した上で楽曲でその回答を出しているという素晴らしい曲です。ナイアガラエンタプライズの終焉を思うと涙を禁じ得無い名曲ですな。ちなみに、この曲のヴォーカルは国定公園(股旅さうんど愛好会会長)であり、Dedicationされている人たちは、植木等、塚田茂、矢野亮、尾崎紅葉などなど