The Wizard Of Oz: Selections From The Original Motion Picture Soundtrack

先日、図書館で借りました。オズの魔法使いのDVDに関してのレビューは以前書いていますが、私は歴史の浅いアメリカ人にとってこの物語は、日本の桃太郎とかかぐや姫に匹敵するようなすべての人が知っている童話ではないかと思っています。SFとか読むときにこのオズの魔法使いとかジョージ・オーウェルの1984とかの内容は理解していて当然という感じですね。
この映画、ミュージカルなので当然ですが、曲が良いのですよね。なので、サントラも借りてみました。詳しくは調べていませんが、この映画もしかして著作権切れているのかな。もしそうなら、ネットで全編DLできるサイトがあってもいいかなと思います(DVD持ってますけどね)。

Somewhere over the rainbow
これは有名すぎですが

we're off to see the wizard
この曲非常に楽しくて大好きです。

Lollipop Guild
チップマンクス歌声すきな私としてはこれも好きです。

単純に楽しめる映画ですが、このような寓話には必ず含まれている。次のWikipediaに書かれているような見方も面白いですね。

経済史家ヒュー・ロッコフ(Hugh Rockoff)の記述[2]では、

* ドロシー:アメリカの伝統的価値観
* トト:禁酒党(Teetotalers)
* かかし:農民
* ブリキの木こり:工場労働者
* マンチキン:東部市民
* 臆病なライオン:1896年民主党大統領候補ウィリアム・ジェニングス・ブライアン
* 東の悪い魔女:第24代大統領グローヴァー・クリーヴランド
* 西の悪い魔女:第25代大統領ウィリアム・マッキンリー
* 魔法使い:共和党議長マーク・ハナ
* オズ:金の単位オンスの略号(OZ)
* 黄色いレンガ道:金本位体制

ドロシーは最後に、家に帰る道を見つけるが、黄色いレンガ道をたどるだけでは見つからなかった。ドロシーは魔法使いオズが役に立たない代わりに、自分の『銀の靴』に魔力があることを知る。
結局、民主党は大統領選挙に敗れ、金本位制は維持されることになったが、1898年にアラスカのクロンダイク川で金が発見され、また、カナダや南アフリカの金の採掘量も増え、結果的に貨幣供給量は増大し、デフレは解消されてインフレ傾向となり、農民は借金を容易に返せるようになった。

としている。

The Wizard Of Oz: Selections From The Original Motion Picture Soundtrack
アーチスト: Original Soundtrack
発売元: Turner
価格: ¥ 1,700
発売日: 2002/02/25
売上ランキング: 75342
おすすめ度 4.0